別役実亡くなる

わたしの好きな作家でした。はじめて知ったのは高校生の頃、ATG配給吉田喜重監督「戒厳令」の脚本家として。 www.youtube.com YouTubeにあった予告編だが、なんとニコ動では全編見れるみたい。尖がってた高校生のわたしはぐいぐい魅入ったが、今見て途中で投…

文藝春秋の新刊 Chibita 大高郁子

大高先生のtwitterによると、昔飼ってたネコのおすまし姿だそうです。ノラだったほくろネコが大高先生宅に入り込む以前に飼われていたのは小冊子みるかぎり白ネコだった、なんですね常にネコのいる生活だったのでしょう。 twitterより ネコ飼いたいなと、今…

文藝春秋の新刊 2019 11 La Rambla 大高郁子

歩行者天国っつうのでしょうか 10月がオランダスキポール空港で11月はスペインバルセロナの夜景です。ランブラス通りはバルセロナの繁華街、全長1,2キロの観光名所だそうです。 kamimura.com スペインですか、あまり行きたいと思わないかな。パリとローマで…

文藝春秋の新刊 2019 10 Schiphol 大高郁子

TABI LABOより「オランダの空港にある『人による手書き時計』ホームページで、時計の意味を知ってください…もちろんわたしもはじめて知りました。 tabi-labo.com 動画があります、1分ごとに消して書いてを繰り返すのね。短針は1時間に1度だけ書きかえる?進…

文藝春秋の新刊 2019 9 50年目の月 大高郁子

ってことはスカイツリーか? 「そっか、東京タワーができて50周年か」ととっさに思ったのだが、いや違う。妹の生まれた年が東京タワー完成と同じで、昨年から彼女も年金受給者だ、東京タワーは還暦越えだ。 zatsuneta.com となるとアポロか、50周年。アポロ1…

文藝春秋の新刊 2019 8 「眠い」大高郁子

半年以上放置していた、それだけわたしの心身に余裕がなかったということ。リーフレット開いてみると今季の直木賞受賞作「熱源」が刊行発売されている。 大高先生の描くネコとその他の静物はそれにしても不出来だなあ。なんか中川一政の無骨な静物油絵に似る…

新宿鮫10 暗約領域読了

有難いことにこのたびのシリーズ、奥泉光クワコーシリーズ同様10年のブランク無しの「絆回廊」からしばらく経ち管理職(所轄の課長代理)として勤務にいそしむ鮫島から小説は始まる。プロローグで『平成29年に公布された「住宅宿泊事業法」により、民朴業者…

「暗躍領域」購入

大沢在昌著新宿鮫シリーズXI「暗躍領域」です。帯ではこうなってるぞ「信頼する上司・桃井が死に、恋人・晶と別れた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、孤独の中、捜査に没入していた…」となると、まあ違う物語になるんでしょうか。奥泉光のクワコーシリーズは…

DEOCO.購入

なんてこったい、職場で忌憚なく喋れる唯一の仕事仲間(女性)の後ろ姿に向かってひそひそ声で「お願い、買ってくれないかな?」と頼んだのに大きな声で「エーッ何?聞こえないよデオコってなに?」って反駁され周囲にいた全てのレディさんにオレが体臭気に…

文藝春秋の新刊 2019 7 夕刻のローザンヌ©大高郁子

夕刻のローザンヌ 下部の暗い部分に建物、そこから人々が立ち並ぶ後ろ姿、その先のちょっと寂しいイルミネーションのメリーゴーラウンドに向かうのだろう。夕景だろう木々の間から薄明るい空が垣間見え遠くは湖だったりアルプスだったり(想像で言ってる)。…

新刊案内チラシ 文春文庫 2019年7月

文春文庫2019年7月の新刊 久しく見ぬうち様変わり、両面新刊の表紙カバーとなっていた。カバーにある通り佐伯泰英の文庫「酔いどれ小銀次」シリーズが新刊のよう、また「居眠り磐音」シリーズ2巻が決定版との聞き慣れぬシリーズ名で今月発売のよう。新装版と…

講談社文庫新刊 ビビビ・ビ・バップ 奥泉光

bookclub.kodansha.co.jp 一昨日深夜読了、800ページを4日で読んだんだな高齢者にとってはけっこうくたびれ読書体験だけど楽しかったよ、奥泉長編としてはラストが大層まとも着地成功で加点ありそう。 それまでなんかモヤモヤ拡散しっぱなしの疑問符長編がい…

文藝春秋の新刊 2019 6 ポップコーン©大高郁子

文藝春秋の新刊 2019 6 ポップコーン©大高郁子 4月の新刊案内「そらまめ」のときにもランダム・無秩序をまとめる画力だみたいに作者の力量をうっとり称えた。このたびも嬉しいですねパッと散らばったポップコーンたちに驚き慌て目を見張るみたいな情景がみえ…

文藝春秋の新刊 2019 5 お茶碗©大高郁子

文藝春秋の新刊2019,5 ちょっとこう柄の植物が平べったく感じる、盛り上がりの曲線を意識してるとなんか柄がくぼんで見えないか?でも落ち着いた杜若色の背景に癒され青磁の湯呑の薄くあやうい手触りがわたしに伝わり嬉しい緊張を与えてくれる。 今月も恒例…

文藝春秋の新刊案内 2019 4 そらまめ©大高郁子

文藝春秋の新刊2019,5 五月ですね、季節ものです「そらまめ」。こうね色っ気が茹でてこう皮がちょっとふやけ実の青が褪せた感じがすてきに表現され「食べごろ…」って感じられるきれいな一葉でした。新刊案内リーフレットでこんなふうにランダムでばらりと放ら…

文藝春秋の新刊案内 2019 3 郵便貯金局@ウイーン©大高郁子

* 文藝春秋の新刊 2019・3 ヤバい、郵便貯金会館と記していた…昨年12月のアム・シュタインホフ教会と同じく建築家オットー・ワーグナーの代表作だそうです。先月のチョコレートショップもウイーンの風景かもしれない、カフェ・ムゼウムもありました。ヨーロ…

チョコレートショップの秘密 

文藝春秋の新刊 2019年2月 チョコレートショップ イラストからどういうカラクリの店なのかがまったく分からん、腑に落ちない。バラのチョコレートを平台にズドンと置いてそれが前後左右に並びまくってるのか?Googleの画像検索でちょっと似てるのみつけ…

文藝春秋の新刊 2019 1 遊ぼ 大高郁子

文藝春秋の新刊 2019年1月 遊ぼ 大高郁子氏の愛猫。以前twitterで「スミコ」さんと呼んでた(すみっこ好きな臆病者の意?)仔猫がまあきちんと大人になったのか。わたしtwitterに最近あんまり行かないのでどんなやんちゃぶりかなど知らないが、ときどき…

文藝春秋の新刊 2018 12 アム・シュタインホフ教会 大高郁子

アム・シュタインホフ教会 教会の 美しいステンドグラスの画像をたくさん載せているブログを載せます。 jun-gloriosa.cocolog-nifty.com ステンドグラスを拡大すれば、上方は天使が聖ヴェロニカの聖骸布を向き合って広げている図だそうで中央には頬張ったイ…

文藝春秋の新刊 2018 9 カフェ・ムゼウム

文藝春秋の新刊 11 2018 カフェ・ムゼウム 大高郁子文春リーフレットコレクションより。オーストリア・ウィーンにある実在のカフェ、天井から吊るされてるミラーボールもそのままの写実的な絵となっている。カフェ・ムゼウムに関する案内ページがあり…

文藝春秋の新刊 2018 10 Dessau

文藝春秋の新刊 10 2018 Dessau イラストレーター大高郁子のリーフレットを紹介するページ。BAUHAUSと記された建物はバウハウスのデッサウ学舎。バウハウスは、1919年、ドイツ国・ヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に…

文藝春秋の新刊 2018 11 糸切ばさみ

イラストレーター大高郁子の文春新刊案内リーフレットを紹介するページ。ずっとわたしはダイアリーで文春の新刊案内を紹介してきたのだが2016年11月から後はさぼり続けてきた。本当に読書が苦手となり(脳の老化が原因だろう)、ノルマとして文藝春秋の…

こちらに「はてなダイアリー」を移動しようと思う

ただしまあどういう手順で行くのか不明なので、ちょっとずついこうか…いやいや移動はいっぺんに行うんだろな。お休みの日にまた試練ですね。ダイアリーの方はもう書籍を読まなくなって読書日記のつけようがなくなり開店休業だけれど、大高郁子の「文藝春秋新…

 文藝春秋の新刊 2015年 ©大高郁子

1月 梅と猫 2月 煎り黒豆 3月 チェコの消しゴム 4月 Basil olive oil 5月 初夏 6月 トンプソンシードレス 7月 ミニトマト 8月 鳩の箸置き 9月 ロールメジャー 10月 ガリマールのウィンドウ 11月 BLUE BOTTLE COFFEE3 12月 猫との暮らし素敵な…

 展覧会のお知らせ「久保田万太郎と芥川龍之介」by大高郁子+漆原冬児

http://www.visions.jp/ex/3984.html11月16日から26日まで人形町ヴィジョンズという画廊で、まあそういうタイトルの展覧会があります。ナマズみたいなハゲ爺がネコ抱いてますが、この人が久保田万太郎でしょうか。大高先生の踊るような遊びに満ちた筆…

 文藝春秋の新刊 2016・10 「キャラメルの瞳」 ©大高郁子

大高先生のお宅に新しいネコが来たらしいとtwitterみていて気が付いていた。ま、なんですなネコ好きはみな我がネコ自慢ですわな。スミコさんとTwitterで記しており、またタイトルの名で画像を公開もしていた。ブチコさんのように今後は大高先生の作品にちら…

 文藝春秋の新刊 2016・9 「大阪の海」 ©大高郁子

大好きな絵です。海と空、ドローイングの濃淡に心が震え小さく驚く。これはきっとわたしがいつもいままでも見るたび驚きときめいた、たぶんわたしがシンクロしやすいイメージなんだか、原風景に近いのだろう。きっとこんな絵をいくつも提供してくれる画家だ…

 文藝春秋の新刊 2016・8 「太陽の花」 ©大高郁子

園芸品種のちょっと小さめのヒマワリですね。ヒマワリ好きだな、じつはわが家で2年前だったかヒマワリの種買ってきて、プランターに植えたんだけれど、芽が出始めたころにみなスズメに喰われちゃった。その前年冬に、なんの縁だか庭に来たスズメに、施餓鬼…

 文藝春秋の新刊 2016・7 「どこかの花火」 ©大高郁子

過去のリーフレットで、わりと花火は好まれている素材です。闇に刹那の美しさを作者はいつも楽しんで描いている。「下町の花火」というタイトルの作品が2つあるのだが、その一葉が“たまたま花火に遭遇しちゃって儲けもの♪”みたいな風景でわたしの好みです。…

花火師がゲリラに拉致され、爆弾作りを強要されるが

風流戦法で、おつに切り抜けるなんて妄想はいかが?