2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 ポプラ文庫08年4月刊 松井今朝子 今朝子の晩ごはん

今朝子の晩ごはん (ポプラ文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2008/04/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (28件) を見る安倍晋三の「美しい国」が大嫌いと記していた著者、7月の参院選のあとの記述が早く…

 ポプラ文庫 2008年6月チラシの紹介

きっとみつかる。ポプラ文庫 2008年6月の新刊 林真理子 秘密 角田光代×岡崎武志 古本道場 加門七海×福澤徹三×東雅夫 編 てのひら怪談 ピーケーワン怪談大賞傑作選 鬼塚忠 Little DJ 小さな恋の物語 松本修 探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子 竜の巻 虎…

 幻冬舎文庫08年6月刊

ペットスナイパー二階堂達也 (幻冬舎文庫)作者: テリー伊藤出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るすてきなひさうちみちおのイラストカバーのせいでアウトロー文庫かと間違えかけた。内容はまあ、まっとう…

 幻冬舎文庫 2008年6月チラシの紹介

時代小説作家、知らない人が多い。幻冬舎で囲い込んでいるのか、それとも他の中小文庫での常連さんなのかな。チラシ自体は前回と同じでつまらない。漫画も同じくらい詰まらんがどういうことだ。4月に続いて新刊チラシだが(5月はみなかったと思うが断言で…

  光文社文庫2008年6月チラシの紹介

光文社文庫 6月の新刊 庭で読書のチャップリン光文社文庫のカバーが変わりました 吉田修一 ひなた 久間十義 聖ジェームズ病院 朔立木 命の終りを決めるとき 高橋三千綱 あの人が来る夜 鳴海章 バディソウル 対テロ特殊部隊 大藪春彦 非常の女豹 結城昌治 白…

 文藝春秋の新刊 1999・3 「春の日」  ©大高郁子

春というのにときめかぬ落ち着き。でもやっぱり花は美しく咲き人は肌寒さをおして街へ出る。そうだよね、明るさ暖かさ騒々しさが街や人を包むのはもうすこし地熱が上がってからかな、なんて感じさす背景のシックな釉薬色が目に優しい。

タイトルが長すぎて、入りきらなかった件

 文春文庫08年3月刊 江國香織 赤い長靴

赤い長靴 (文春文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (83件) を見るきつい読書体験、それにしても凄い筆力です。日常の夫婦の所作や会話、何気ない人生の機微なのに…

 2008年6月 文春文庫チラシの紹介

どうでもいいことですが、今月購入した榊原英資著「食がわかれば世界経済がわかる」は壁本でした。この程度のことをウンチクとしてひけらかす人ってのも呆れる。つまりはまあ、大蔵官僚って奴は一般市民を愚民としか見てないのね。アメリカのエリートがダイ…

 新潮文庫08年4月新刊 四方田犬彦 ハイスクール1968

ハイスクール1968 (新潮文庫)作者: 四方田犬彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/03/28メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 39回この商品を含むブログ (59件) を見る著者より3年遅れて高校に入学したわたしにとってちょっと寂寥感溢れる読後感だった。も…

 2008年6月 新潮文庫チラシの紹介

新潮文庫 今月の新刊 2008.06Yonda?DVD「パンダが本を読んだお話」より、泥棒してきた本 新潮文庫 * 今月の新刊 “イチオシ”フェア実施中 阿川佐和子 スープ・オペラ 角田光代 おやすみ、こわい夢を見ないように 瀬名秀明 デカルトの密室 嶽…

 文藝春秋の新刊 1999・4 「人びと」  ©大高郁子

画風は現在とだいぶ違います、作家の視線。20世紀の彼女はあれだね、概念としての孤独やディスコミュニケーション・ディタッチメントを描こうとしてあがいていた。そうみるなら翌月99年5月の「何処へ」も理解できる。つまりはあれだ、マグリットの「大…

夏至を過ぎ、この先どんどん朝が遅くなる

 球場正面付近

ふたつのURL、前回のエントリは上に、新潟県のホームページ中の新球場関連は下に。以前写真を撮った時から工事はだいぶ進んでいます。 http://d.hatena.ne.jp/kotiqsai/20080529 http://www.pref.niigata.lg.jp/toshiseibi/1201107645988.htmlサッカー開…

時々写真を撮りにいってます

 創元推理・SF文庫 2008年5月チラシの紹介

東京創元社 新刊案内 2008 5岸田るり子 密室の鎮魂歌 文庫新刊ご案内 創元推理文庫 スーザン・カンデル 青木純子=訳 E・S・ガードナーへの手紙 フェイ・ケラーマン 吉澤康子=訳 正義の裁き 上・下 ヘニング・マンケル 柳沢由美子=訳 タンゴステップ …

 中公文庫 2008年5月チラシの紹介

中公文庫 新刊案内 2008 5陳舜臣 曹操残夢 魏の曹一族 福田みどり 司馬さんは夢の中 1 鈴木英治 郷四郎無言殺剣 正倉院の闇 森村誠一 神より借りた砂漠 中村彰彦 保科正之言行録 小島信夫 保坂和志 小説修行 泉麻人 50の生えぎわ チェ・ゲバラ 甲斐…

 角川文庫08年5月刊 井岡瞬 いつか、虹の向こうへ

*アマゾンも楽天もないぞ!ストーリーだけでなく物語として、小説として統合されていないという印象、隙間だらけのジグソーパズルみたいでバカっぽい。バカっぽさの魅力も承知してるが、この作品に関しては“真面目なバカ”で読み進むのが辛かった。こんなの…

 角川文庫08年2月刊 島本理生 ナラタージュ

ナラタージュ (角川文庫)作者: 島本理生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2008/02/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (94件) を見る「ナラタージュ」の意味は小林信彦の「映画×東京とっておき雑学ノート」でつい最近知りました…

 角川文庫 2008年5月チラシの紹介

発見。角川文庫 60th Anniversary 2008 5ディスくんとこいのぼり 西村京太郎 イヴが死んだ夜 赤川次郎 三毛猫ホームズの無人島 重松清 うちのパパが言うことには 角田光代 いつも旅のなか 鳥羽亮 流想十郎蝴蝶剣 サタミシュウ ご主人様と呼ばせてくださ…

 文藝春秋の新刊 1999・5 「何処へ」 ©大高郁子

いいでしょ、ここには甘かったり辛かったり苦かったり熱かったりいくつもドラマが詰まってる。2年ほど前に、この美しいイラストへ散文詩を捧げたんだが、どこかへ散逸しちゃって悲しいです。きっと素晴らしい作品のはずですが、ここで発表できず残念です。…

クラッシュに目眩まされて…

創元文庫2ヶ月前に購入したバラード「クラッシュ」凄い小説で、あっちから読んだり同じ場所を繰り返し読んだり、ちょっといかれちゃってさ、なんとか感想文書こうと努力してるうち、数日無為に過ごしてしまう。ワハハ、次回にご期待ください。

  ハヤカワ文庫 2008年5月チラシの紹介

早川書房の新刊案内 2008 5アラン・ワイズマン 人類が消えた世界TIME誌が選ぶ2007年ベストノンフィクションAmazon.com Best books of2007 ノンフィクション部門 ハヤカワ文庫の最新刊 2008 5 エーヴェルス&クナイフェル 若松宣子=訳 宇宙英雄…

 文藝春秋の新刊 2008・5 「新しい靴」 ©大高郁子

ま、ふつうは井上荒野ですかな。とはいえ山野内正慶氏は官能小説家、それも私小説というのかみずからのスキャンダルを小説にするタイプのようです。というと井上光晴ではなさそうだし、でもあちらの方も「全身小説家」でもあるわけなのでモデルじゃないと決…