2021-01-01から1年間の記事一覧

文藝春秋の新刊 2021年12月 京都の灯 by大高郁子

2021年の12葉も無事揃い、17年版のようにいまだ紹介されないチラシに比べれば、こうして年内に全て紹介した。数日中には21年版を並べるスレを立ち上げます。 京都駅前の京都タワーを見上げた景色。ほぼわたしの記憶にはないシーンで、周囲のビルとか明りとか…

文藝春秋の新刊 2021 11 「待ち合わせ」by大高郁子

喫茶店のカウンター席で目の前にホットコーヒーが置かれている。カウンターというが丸いサークル型、サークル内がデシャップ台ってかバーテンさんじゃないマスター?がコーヒー入れてくれるみたい、見る人ならどこの店か分かるのだろうが、わたしはまったく…

文藝春秋新刊案内チラシコレクション2016年

1-3月 1月 善光寺 2月 Choco Bamboo 3月 Maison La Roch 4-6月 4月 CLOVER 5月 隅田川より 6月 れんこん 7-9月 7月 どこかの花火 8月 太陽の花 9月 大阪の海 10-12月 10月 キャラメルの瞳 11月 秋の色 12月 December 1月・2月・3月はチラシの紹介だけで、わ…

文藝春秋の新刊 2016年 11月・12月

2018年のリーフレットをようやく紹介し終えた。16年・17年をまずやっつけて、その後に20世紀の遺品というか遺物というか残滓ではひどすぎひとえにわたしの怠惰が原因でアップできずにいた。2016年の1月から10月までは当ブログで紹介済みなので、あと2葉を本…

文春新刊案内リーフレット 2018年版 紹介します

もっと早くに紹介せねばならないのに、どんどん遅れてこの始末。16年17年だってある、そのうえ前世紀のはまったく未紹介、いやいや大丈夫、やり始めればその気になれば膂力で切り開きます。 ※翌日記。3葉並ぶ画像を間違えてしまう。「奈良井(宿)の犬」とい…

文藝春秋の新刊 2018 1 奈良井宿の犬 by大高郁子

なかなか進まない大高郁子コレクションの紹介。2018年の12葉を紹介しきるのに数年かかっていて泣きたくなる。身体や持久力・継続力その他精神的なパワー全てがゆるく柔く情けなくなっている。ここで18年1月のリーフレットを紹介しても、じゃあ2018年の12葉を…

文藝春秋の新刊 2021 10 「月光」by大高郁子

とてもよいですすてきな絵に酔いそう、紫の夜空薄紫の雲白い雲の向こうの月と、なんというかわたしもよくこんな夜を見たことがある。下の方に真っ暗な中の人の営みもとても悲しく寂しくでも暖かくて嬉しい。絵の描き方ってどんななんだろ、ひとつひとつの雲…

文藝春秋の新刊 2021 9 地下鉄駅@ブダペスト by大高郁子

同じ場所をもっと広く天井までも美しくみせてる画像があったので、そちらを貼ります。奥のドア、椅子、時計もみえますね。聖ゲッレルト広場駅構内だそうです。 「トラベルJP」の旅行ガイド「ブダペストの地下鉄は世界遺産…」カジヤマシオリさんのガイドペー…

文藝春秋の新刊 2021 8 「客待ち」by大高郁子

浅草寺雷門前で客待ちをする人力車夫ですね。画像中のみなマスクをしてないが、どうなんでしょイラストレーターの矜持か傲慢なのか。飛騨高山とか鎌倉とかで人力車を見たことあるが、観光客が乗ってるのを見たことはないか。わたしも乗りたいとは思わないか…

* 文藝春秋の新刊 2021年7月 画家のアトリエ 大高郁子

twitterでイラストレーターは「さて、誰のアトリエでしょう?」と質問していて、そんな分かるわけない。画像でググったらジョアン・ミロのマヨルカ島にある美術館とのことです。ミロいいですね、ダリの胡散臭さの対極というか、人柄とか知らぬが棟方志功に近…

文藝春秋の新刊 2021 6 「子規の窓」 by大高郁子

もう7月です、ご近所の草取りに夢中で書店まで足を伸ばせず。購入したのは乙川優三郎著「NINE STORIES」なんか変な本だ。まずタイトルが変、わざとか分からん。永井均の「存在と時間・哲学探究1」に文句をつけない文藝春秋らしいか。本の作りが変、短編の初…

文芸春秋の新刊 2021 5 「窓辺」 大高郁子

すてきな色彩とトーンで(どう違うか説明できぬが)ホッとする今月のリーフレット。カーテンの柄の細部にあたる光がグラデーションを作り、風の色を感じてしまう。手前の猫の後姿も耳の角度で「風を見てる、感じてるな」と分かり、ちょっと涼しい季節だけど…

文芸春秋の新刊 2021 4 「荒川土手」by大高郁子

20世紀にわたしは都内北区に住んでいて、40代では都内散歩が趣味だった。昭文社の「山の手下町散歩地図」片手に歩き回りました。今も版を変え販売されてる。 www.mapple.co.jp 戸山とか隅田川畔など、当時はブルーシートのホームレスのホーム脇を散歩、大鳥…

文藝春秋の新刊 2021 3 春の豆

デジャブ感あります グリンピースであります、春の豆だがも少しあとか5月くらいが出回りか。こんなふうなバラバラランダムイラストは過去にも数多存在しますし、豆だけでも幾つもある(先ほどズラッとみてきた)わけで、このたびは3葉貼ることはしませんあし…

文藝春秋の新刊 2021 2 ムジェッロ街6番地にて 大高郁子

須賀敦子を知らないのです、すてきなエッセイストと聞いてたけど出会うチャンスがなかった。エッセイストのツイートで須賀敦子が住んでいたアパートのエントランスなのだと情報を得る。 旅に出たい欲にかられて。文藝春秋の新刊案内2月「ムジェッロ街6番地に…

文藝春秋の新刊 2018 2 髭猫 大高郁子

5年ほど前に大高先生の飼い猫「ほくろネコ」が天寿を全うし、その後スミチという三毛が先生宅の新家族となった。両者ともリーフレットに多く登場し、ホームページtwitterで近況など教えてもらった。とはいえ今回は髭猫氏です、どんな素生かなどは不明(どこ…

文藝春秋の新刊 2021 1 落椿

2月になってようやく紹介は失礼でした、ポトリと落ちるツバキです。わが家には山茶花も椿もあります、サザンカのほうは赤と白の花咲く2本があったのだが、知らぬ間赤いほうが枯死してしまった。わたしが新潟に帰ってから20年越え、庭全体のレイアウトってか…

文藝春秋の新刊 2018 3 「ブタペストの春」by大高郁子

「プラハの春」というのは1968年のチェコ動乱以前、ドプチェク第一書記による社会主義変革運動です。中学生だったわたしです、政治に目覚めはしなかったがいろいろ興味を覚えた頃、全共闘真っ盛り新宿駅降りると前夜の催涙ガスの匂いが残っていたりの頃、社…

文藝春秋の新刊 2018 4 ロンシャンの礼拝堂 大高郁子

ふつうロンシャン礼拝堂の画像っていうと、エリンギみたいな外観が出てきます。ル・コルビジュエの傑作として。 だからリーフレットの画像は礼拝堂の中でスケッチしたんでしょう、階段とかの画像が見付からないので“独自の視点”なのかもしれない。コルビジュ…

文藝春秋の新刊案内2020年版

1月―3月 1月「カルタ」 2月「カフカの家」 3月「下町ロール」 4月ー6月 4月「猫の置きもの」 5月「雛罌粟」 6月「旅に出たい」 7月ー9月 7月「どぜうの季節」 8月「冷コー」 9月「千駄木の家」 10月―12月 10月「4匹の猫」 11月「秋の…