文藝春秋の新刊 2019 8 「眠い」大高郁子

半年以上放置していた、それだけわたしの心身に余裕がなかったということ。リーフレット開いてみると今季の直木賞受賞作「熱源」が刊行発売されている。

大高先生の描くネコとその他の静物はそれにしても不出来だなあ。なんか中川一政の無骨な静物油絵に似るのはバックの青のせいかな。いかにも仕事してません状態で描かれたテーブルののっぺりが不気味で絵から目が離れちゃいそうに。ネコの写実も中途半端なフラットでのっぺりテーブルと交差せぬどころかシール状態で貼りつきそう。

ここまで記し「ああそうか、やっぱ放置していたのはわけありだからか」と自分に納得ですか、好きな絵じゃなかったのはともかく、他の情報が含まれているわけでもないので言葉に詰まったままで半年そっぽ向いてたのか。いいです、こうして一言記せば次に移れる。3月から仕事関連はフルタイムを離れ、余裕ができる。一作ずつまたこうしてダイアリーに載せてゆきたい。

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眠い