2020-01-01から1年間の記事一覧

文藝春秋の新刊 2020 12 「暮らし」by大高郁子

三葉並べてみたけど、暗さの強度でしょうか質なのかな…が違ってみえてやっぱり今月の「暮らし」って特別なのかな。 サックス吹いてるのは1999年11月「黄昏」です、まだ紹介してないです。新刊案内開いてみればなかにし礼「長崎ぶらぶら節」だったりディーヴ…

* 文藝春秋の新刊 2020・11 「秋の色」 大高郁子

絵を描くという行為自体に無関心なわたしであって、画材関連の知識はほぼない。このたびのイラスト見ても「秋の色ってんだし、紅葉とか枯葉とか描くんだろな」ほどの感想。ついでにいえば外国製でお高い色鉛筆だったりチョークだってりするかもだが、商品の…

文藝春秋の新刊 2020 10 「4匹の猫」 大高郁子

天上の青がすてきだ ロシア関連のブログを書かれている“いちのへ友里”さん「ロシアナ日記」より「スペインの中のロシア」というスレッド紹介します。タンデムの大きな画がいちばん美しい位置で写真撮ってたみたいで気にいったから。 ichinoheyuri.com リーフ…

文藝春秋の新刊 2020 9 千駄木の家 大高郁子

twitterなどで漱石の墓参りとか下町散歩とか幾度か報告があって、久保田万太郎のあとは漱石なんぞを描くつもりなのでしょう大高郁子。こちらの「千駄木の家」は明治村にある鴎外→漱石の住んだ家ですね、ほおYouTubeがある。 www.youtube.com 明治村の公式ペ…

文藝春秋の新刊 2020 8 「冷コー」大高郁子

10月になりようやく8月・9月新刊を購入、購入したい書籍を探しあぐね「フェルドマン教授の未来型日本経済最新講義」を購入。新刊コーナーにはもうなくジュンク堂地下の経済学書を探しみつける、まあ読みやすく元気が出そうな悪い本じゃなさそう、もうすぐ読…

村上春樹 一人称単数

装画は豊田徹也で、わたしとしてはカバー画は落ち着かない印象。絵にこちらの意識が引っ張られかけた。豊田哲也からのひとことがYahoo!ニュースにありましたので貼っておきます。 news.yahoo.co.jp 「石のまくらに」から「ウィズ・ザ・ビートルズWith The B…

文藝春秋の新刊  2020 7 どぜうの季節

飯田屋ですね、国際通りから合羽橋方面に入ったあたり。東京で飲食店やっていたときには合羽橋道具街はわりと通いました、年に4回以上は丼や厨房備品の買い出しに出かけた。駒形どぜうや今半など有名店での食事の体験はままあっても、買い出しで行ったときは…

磯崎憲一郎著 日本蒙昧前史 感想文

傑作、楽しい読書で読み終えるのが寂しいつらいもっとおかわりという気持ちになった。高齢になってから長編一冊2日で読み終えるなんて久しぶりの体験です。 わたくし世代(団塊世代→プラス10年)にとって取り上げられてるイベント・イシューのすべてが既知で…

文藝春秋の新刊 2020 6 旅に出たい 大高郁子

これがどこの地図なのか不明、上下(左右か?)に川があり、マンハッタン島かなと思ったが、よく見ると街中もみなこれ河というか水郷つうかクリークだわな、ベネチア、ストックホルム、アムステルダム、コペンハーゲン…マップだけではわたしにはそれ以上分か…

文藝春秋の新刊 2020 5 雛芥子 大高郁子

バックの青なのですが、厳密には何色なんだか、ちょっと待って!調べてみるから…えーと藍鼠(あいねず)でしょうか。 なんか違うみたいで色の名前って難しい、グラデーションだからね。写生ってかこんな地から伸び生え上がり咲き競う植物の姿を描いた大高先…

文藝春秋の新刊 2018 5 スイミングプールより 大高郁子

5月の文藝春秋新刊をまだ書店でみてなくて、最新のリーフレットはどんなんだろ?コロナのせいで新刊遅れているわけではなさそう、文春のページ貼っておきます…で、欲しい本はあるか? books.bunshun.jp ライアン・ギャティス著「血まみれ鉄拳ハイスクール」…

文藝春秋の新刊 2018 6 アムステルダムのカフェ

最初は肉屋かと勘違いした、手前のオレンジがソーセージかなって。その奥のパントリーってのかデシャップスタンドってのか、赤の紙コップがこうぐいと立体に浮かび上がる画家の技量がすてきです。昨年10月にスキポール空港もあったし、欧州の旅の一齣は大高…

文藝春秋の新刊案内 2018 7 七月のねこ 大高郁子

スミチと名付けられたちょこっと三毛の飼い猫、なんと凛々しい立ち姿なのだがなんだか仔猫っぽく描かれている。文藝春秋のリーフレットにも多く描かれており、2016年に描かれている姿はあまりに華奢できちんと立てずへたりこむ姿にみえる。 16年10月・17年10…

文藝春秋の新刊 2020 4 猫の置きもの 大高郁子

2018年8月のリーフレット「小名木川」を紹介したまま、また無為に時間が過ぎてしまう。仕事が多忙でとかもう言い訳はできないけど、元来このような怠け者なのだからしかたないか。 でもって今月は「猫の置き物」としか記してなく情報が少なすぎ、どんな大き…

文藝春秋の新刊 2018 8 小名木川 大高郁子

文藝春秋の新刊 2018 8月 イラストレーター大高先生は北砂のマンションに住んでおられたと、彼女のブログやtwitterで推測していた。なんだか近年ご結婚されたらしく(こちらも推測)、北砂から引っ越ししたかは(まあどうでもいいけど)不明です。描かれてい…

文藝春秋の新刊 2020 3 下町ロール 大高郁子

えと、おかしいな。ネットで検索するとちょっと不思議なロールケーキが 提示されル。あんこに生クリームってわりと普通にパンでありますね、でもそれだけでなく求肥でモチモチ、クレープとスポンジで巻かれているそうです。画像は以下に。 junelove62.exblog…

文藝春秋の新刊 2020 2 カフカの家 大高郁子

石畳ですね、煙突がうだつにみえる えと、プラハ城内「黄金の小道」にあるというカフカの家。そちらを訪れた方のブログがあるのでそちらを貼ります。イラストとおんなじでおんなじでなんかえんとつだらけちっちゃな家の並ぶ写真があります。 iwanya.exblog.jp…

文藝春秋の新刊 2020 1 カルタ 大高郁子

業平って弓矢持ってたっけ? 昨年末、画廊人形町ヴィジョンズで「百人一首って」という企画展に大高先生も参加し、作品なのか肖像画なのか何点かを提出したそうです。その巡回展なのか嵯峨嵐山文華館で開催中だったのが休館になったと先生のtwitterで知る。…

2019年 文藝春秋単行本リーフレット

1月ー3月 2019年1月ー3月 1月「遊ぼ」 2月「チョコレートショップ」 3月「郵便貯金局‘@ウイーン」 2019年4月―6月 4月「そらまめ」 5月「お茶碗」 6月「ポップコーン」 2019年7月―9月 7月「夕刻のローザンヌ」 8月「眠い」 9月「50年目の月」 2019年10月―12…

別役実亡くなる

わたしの好きな作家でした。はじめて知ったのは高校生の頃、ATG配給吉田喜重監督「戒厳令」の脚本家として。 www.youtube.com YouTubeにあった予告編だが、なんとニコ動では全編見れるみたい。尖がってた高校生のわたしはぐいぐい魅入ったが、今見て途中で投…

文藝春秋の新刊 Chibita 大高郁子

大高先生のtwitterによると、昔飼ってたネコのおすまし姿だそうです。ノラだったほくろネコが大高先生宅に入り込む以前に飼われていたのは小冊子みるかぎり白ネコだった、なんですね常にネコのいる生活だったのでしょう。 twitterより ネコ飼いたいなと、今…

文藝春秋の新刊 2019 11 La Rambla 大高郁子

歩行者天国っつうのでしょうか 10月がオランダスキポール空港で11月はスペインバルセロナの夜景です。ランブラス通りはバルセロナの繁華街、全長1,2キロの観光名所だそうです。 kamimura.com スペインですか、あまり行きたいと思わないかな。パリとローマで…

文藝春秋の新刊 2019 10 Schiphol 大高郁子

TABI LABOより「オランダの空港にある『人による手書き時計』ホームページで、時計の意味を知ってください…もちろんわたしもはじめて知りました。 tabi-labo.com 動画があります、1分ごとに消して書いてを繰り返すのね。短針は1時間に1度だけ書きかえる?進…

文藝春秋の新刊 2019 9 50年目の月 大高郁子

ってことはスカイツリーか? 「そっか、東京タワーができて50周年か」ととっさに思ったのだが、いや違う。妹の生まれた年が東京タワー完成と同じで、昨年から彼女も年金受給者だ、東京タワーは還暦越えだ。 zatsuneta.com となるとアポロか、50周年。アポロ1…

文藝春秋の新刊 2019 8 「眠い」大高郁子

半年以上放置していた、それだけわたしの心身に余裕がなかったということ。リーフレット開いてみると今季の直木賞受賞作「熱源」が刊行発売されている。 大高先生の描くネコとその他の静物はそれにしても不出来だなあ。なんか中川一政の無骨な静物油絵に似る…