2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

文庫チラシコレクション 2007年1月チラシの紹介

「角川文庫 今月の新刊」と、「『千里眼』刊行記念プレゼント」案内チラシ 発見。角川文庫今月の新刊ベンチのディスくん 松岡圭祐 千里眼 The Start千里眼 ファントム・クォーター千里眼の水晶体 松本清張 男たちの晩節 池上司 無音潜行 馬場康夫=監督君塚良…

文藝春秋の新刊 2005・6 「キャンディーの缶」©大高郁子

チャームという名のキャンディメーカーを、googleで見つけられなかった。 チャームだもの、化粧品とかにいっちゃうんでしょ。こんなキャンディ見たことあるような気もするし、実はどこかヨーロッパの空港でしか売っていないものかもしれない。 サクマ式ドロ…

いかん、1ヶ月で2005年が半分しか紹介してない

大高郁子コレクションのほう。もう少しピッチを上げないと今年中にみんな発表できませんが、何というのかできればひとこと添えて並べたいのでこういう遅々とした状況となっている。難しいものです。 それより文庫チラシのほうも大変。8出版社のチラシ、明日…

文庫チラシコレクション 2007年1月チラシの紹介

創元文庫 東京創元社 新刊案内 2007・1【ミステリ・フロンティア】北山猛邦「少年検閲官」片山若子・画 創元推理文庫 ジル・チャーチル 浅羽莢子訳 飛ぶのがフライ L・R・ロビンソン 清水ふみ訳 研修医に死の贈り物を L・M・ビジョルド 鍛冶靖子訳 …

文藝春秋の新刊 2005・7 「水彩画の筆」©大高郁子

ソースがこういう縦長(縦165横95)なので、必然的に背の高いのっぽな画題が登場する。翌年のアスパラガスや04年5月に描かれる鉛筆とか。 いや、とはいえ横長であるべき水平線・喫水線・地平線もコレクション中から紹介できるでしょうから、縦長のイ…

ああ、月末。あすは「お客さま感謝ディー」

文庫チラシコレクション 2007年1月チラシの紹介 ─ハヤカワ文庫・ハヤカワコミック文庫─

早川書房の新刊案内 2007 1一気読み必至の科学解説書マリオ・リヴィオ 斉藤隆史訳なぜこの方程式は解けないのか? クナイフェル&ヴェルチェク 宇宙英雄ローダン・シリーズ 331太陽起爆装置 マイクル・ムアコック 井辻朱美訳 エルリック 6>スクレイリン…

文庫チラシコレクション 2007年1月チラシの紹介 ─光文社文庫─

光文社文庫 1月の新刊畳に座るチャップリン/th> 有栖川有栖 白い兎が逃げる歌野晶午 家守芦辺拓 曇斎先生事件簿殺しはエレキテル愛川晶 美少女代理探偵の事件簿ダイニング・メッセージ佐野洋 歩け、歩け 文庫オリジナルミステリー文学資料館 編 名作で読む…

文春チラシの紹介は、おやすみです

30th Anniversary

と、印字されたしおりが今月、集英社文庫に挟まっていた。そうですか、1977年が集英社文庫創刊なんだね。いろいろ覚えていますし、どういうわけだかあとで古書店などで見つけた当時のチラシなんぞもけっこう手許にある。 集英社文庫で最も古いチラシを2…

篠田節子「百年の恋」集英社文庫 2007年1月25日刊

すらすらすらとあっという間に読了。いや、中途に挿入されたメルマガ記事の部分は飛ばし読みした。何というのか飛ばしたほうがいいような気がしたせいで。 やっぱりわたしも男だから主人公が、自分を取り繕って書いているオフィシャルの文章はやっぱり痛々し…

文庫チラシコレクション 2007年1月チラシの紹介

集英社新刊案内 vol.1南美希子氏と対談する渡辺淳一氏注目の一冊─渡辺淳一「鈍感力」 北方謙三 第9回司馬遼太郎賞受賞作 集英社文庫30周年記念企画水滸伝 4 道蛇の章 佐藤愛子 自讃ユーモアエッセイ集これが佐藤愛子だ 1 篠田節子 百年の恋 吉村達也 危…

文藝春秋の新刊 2005・8 「ブロックのカレンダー」©大高郁子

レゴですね。わたしはレゴで遊んだことはない。カワダのダイアブロックの世代です。わたしが小学生になり、もうブロック遊びなどしなくなってからレゴが日本では普及し始めたんじゃないか。カワダのホームページ中にヒストリーのページがありました。 http:/…

「百年の孤独」は中途「百年の恋」読了

岸本葉子「読む少女」角川文庫 18年11月25日刊

ポプラ社より刊行された「本だから、できること」を改題と記されている。新人賞受賞作が書店に平積みされ一般読者の獲得をめざしてるみたいな現在のポプラ社だけれど、まあ「それいけズッコケ三人組」とか「かいけつゾロリのドラゴンたいじ」とかのポプラ社…

文庫チラシコレクション 2007年1月チラシの紹介

文春文庫 1月の新刊林真理子「野ばら」画・網中いづる 林真理子 野ばら 郄樹のぶ子 ナポリ 魔の風 藤田宜永 左腕の猫 重松清 送り火 辻原登 ジャスミン 阿川佐和子 阿川佐和子の会えば道づれこの人に会いたい 5 海音寺潮五郎 悪人列伝 近世篇 玄侑宗久 多…

文藝春秋の新刊 2005・9「イタリアのキャンディ」©大高郁子

わたしの心にまっすぐ届く最高の色彩です。なだらかさ、たおやかさ、おおらかさとか、まあそんな形容詞。“クールな温かさ”とか“やさしげな渋さ”ええと“不穏な平安”だなんて矛盾した語法だけれど、どうかこの色合いからわたしの情感みたいなものを分かってほ…

ウグイス色だったり、ウグイス餅色だったり

藤沢周「箱崎ジャンクション」文春文庫 06年10月

購入してすぐ読んだこの本だけれど、前述の「サウンドトラック」ショックが尾を引き、レビューなんぞを記し損ねた。「グロテスク」にかんしては、ちょっとだけ書いた。前半2章だけをもう少し膨らませた1巻ものだったらどんなすごい恐怖小説になっていたか…

文藝春秋の新刊 2005・10 「巨峰」©大高郁子

巨峰は果物業界では最高の発明─農業部門ということとなると、コシヒカリも最近のとうもろこし(品種名不明)もジャガイモ(北アカリというのか)も、すてきな発明だけれど─です。 農業技師の研鑽の結果つくられたものだとするなら、その技師に文化勲章でも学…

吉田修一「長崎乱楽坂」新潮文庫 19年1月1日

カバーの銃を持つ少年(画・ゴトウヒロシ)が素敵。掘りが深くやさしさを秘めたはかなげな少年の顔なのに、不自然で病的な土色の肌。伏目の瞼が諦念を表していた。 最終のページで離れを含め、彼らの住んでいた家が焼け落ち、約束事のように悲劇の舞台が地上…

文庫チラシコレクション 2007年1月チラシの紹介 新潮文庫

新潮文庫 今月の新刊Yonda?DVD「パンダが本を読んだ日」より動物舎遠景 宮部みゆき あかんべえ 上・下 絲山秋子 海の仙人芸術選奨文部科学大臣新人賞 吉田修一 長崎乱楽坂 島田雅彦 彗星の住人 辻井喬 父の肖像野間文芸賞 米村圭吾 新シリーズ「蜜姫…

果物だったらブドウとさくらんぼが好きです。

文庫チラシコレクション 2006年12月チラシの紹介

東京創元社 2006.12新刊案内 ロバート・E・ハワード 宇野利泰・中村融訳 《新訂版コナン全集 2》 魔女誕生 伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー 佐々木丸美 崖の館 谷原秋桜子 龍の館の秘密 近刊007シリーズ最新刊「カジノ・ロワイヤル」映画案内海外MY…

文藝春秋の新刊 2005・11 「猫の置き物」©大高郁子

ネイビーブルーというのか、上品で澄んだ濃い青がすこしせつなくそしてでもすこぶる魅力的。子猫たちの紋様も青、じゃれているボールも青。青が切り取った息詰まる小世界だ。 07年お正月の縁起物、招き猫よりずっとずっと小さな高さ2センチもない小指の先…

深い青の世界

はじめての文学

ふーむ、みわたしてみれば“まったく知らない作家”は重松清と林真理子のふたりだけだな。重松清は先月角川文庫で「哀愁的東京」購入したんだ。クリスマスプレゼントとして大いに売れたのかとか、でもだったらよしもとばななと宮部みゆきをトップバッターに起…

高橋源一郎「ニッポンの小説 百年の孤独」文藝春秋

驚きましたね、正月って稼ぎ時かと勘違いして書店をのぞいていたわたしだったのに、月刊文藝春秋が発売されて、それからやっと新刊が出た。文庫より遅いのだ。週刊文春は頑張ってるのに。殿様出勤の出版局なのね。 ホームページの単行本紹介で、27日・28…

文藝春秋の新刊 2007・1 「招き猫」©大高郁子

イノシシの置物じゃなくてひと安心。でもないのかな、あと10年かけて干支を1周させてほしかったような気もする未年うまれです。 いつにも増してすてきな背景色。麦こがしというか落雁色というのか、わたしの好む落ちついた柔らかい色です。 右手左手あげ…

そっくり返った猫が健気だ