文藝春秋の新刊 2020 8 「冷コー」大高郁子

10月になりようやく8月・9月新刊を購入、購入したい書籍を探しあぐね「フェルドマン教授の未来型日本経済最新講義」を購入。新刊コーナーにはもうなくジュンク堂地下の経済学書を探しみつける、まあ読みやすく元気が出そうな悪い本じゃなさそう、もうすぐ読み終えます。

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雑駁な区分けでしかないが、大高郁子画伯のイラストの色調・トーンが2010年に明らかに変化するのよね、京都シリーズと言うべき2010年1年通算が何かとても色合い的にユニークですてき。わたしの邪推ですが朝日新聞のPR誌「暮しの風」の表紙がいい影響を与えたんじゃないのかな「暮しの風」表紙を09年に降りるのだが、その画風が文春のリーフレットに乗り移ってったんじゃないのか。

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左は2010年10月「ミルク珈琲@静香」美味そうでしょ。こう3葉並べ、みな味わい感じてみえる。黒や濃い背景、テーブルも深く暗く、でもそれで落ち着きそうなのに、落ち着きとは違って飲みものが動き光って弾んで見える。ダークって暗くないんだと気付いた時期だったんじゃないだろうか。イラストレーターはこんな並べられて迷惑かもだが、わたしはこうして並べる権利を持つ喜びなんですね。