大高郁子コレクション

 文藝春秋の新刊 2012・11 「実りたち」 ©大高郁子

えとごめん、ウズラ豆と栗と銀杏と八角しかわからんぞって半分も分かればいいか、WEB上にあるいくつか種子事典を検索したけど、どうもしっくりこなかったな、右下はピスタチオのようだがしかし八角とかピスタチオって日本的な“秋の実り”に挿入していいの…

 文藝春秋の新刊 2012・10 「チェコの栞」 ©大高郁子

KOLOS(コロス)というメーカーのハンドメイドの作品だそうです。ネット上でいくつか輸入業者が販売していました。 http://www.rinkydink.jp/SHOP/ks0no00.html一つ1500円だそうで、まあどなたかからいただくのは嬉しそうですが、じつはあまりしお…

 文藝春秋の新刊 2012・9 「イギリスビール」 ©大高郁子

バス・ペールエールですね。代理店アサヒビールのアドレス貼っておきます。 http://www.asahibeer.co.jp/worldbeer/bass/まあもう、わたしもスノッブ戦線離脱ですので、ちっとも舶来ビールなんぞ欲しくありません。わたし的にはサントリーが発泡酒「ホップス…

文藝春秋の新刊 2012・8 「西瓜」 ©大高郁子

写実ですねえ、あの白い筋みたいなのや未熟な種とか皮の薄さ、縞縞の繊細な模様などに身震いしそうになって、大きくため息出ますね。 8月の新刊案内の紹介が大きくずれ込んだのには理由があります…っていうか今月欲しい本がほとんどなかったじゃないかと大…

 文藝春秋の新刊 2012・7 「下町の花火2012」©:大高郁子

先月末の土曜に両国川開きの花火大会は無事終了したようですね。というわけで表紙イラストは想像図ということのようです。スカイツリーといえば先日来場者100万人とニュースで流れていて、ラジオ聴いてたら「田中麗奈さんが100万人目で…」といっていた…

 文藝春秋の新刊 2012・6 「パリのエコバッグ」©大高郁子

濃いピンクの背景に強く勢いよくバッグが浮き出る。ま、エコバッグというんだから廉価なんでしょ、わたしも300円くらいのをファンシーショップで購入してます。メイドインおフランスのもほしいなあ、どこかで売っていないものか。 近所の量販店で買ってき…

 文藝春秋の新刊 2012・5 「潮干狩貝」 ©大高郁子

おやおや、すげえリアルなアサリじゃないの美味そうというのじゃない、ジャリッとしそうな生っぽさが強く美しい。ライトブルーの背景にこういう具合に影が生じるというのはいったいどういう画材を前にしたどういう状況の大高画伯なのでしょうね、写生のあと…

 文藝春秋の新刊 2012・4 「ミニジャム」©大高郁子

ボンヌママンのミニジャムね、うちの近所のスーパーでも売ってますが、アオハタよりちょっと割高で、まあフランスから来てくれたのだしねってか質実剛健なわが家はトップバリュー使ってます。路地のイチゴが出ている今、ちっちゃく情けないイチゴでジャム作…

 文藝春秋の新刊 2012・3 「青豆」 ©;大高郁子

ダークな背景がエンドウ豆の強い精気を手前にぐいと押し出してみせ、萌える春をおいしく感じました…近所のスーパーマーケットにも莢に入ったエンドウ豆や空豆がもう並んでいて、でも新潟はまだちっとも暖かくならず、地場の野菜で春を感じるまでにはまだなら…

 文藝春秋の新刊 2012・2 「HERSHEYS」 ©大高郁子

おやおや、大高郁子先生からのバレンタインチョコを当日貰い損ない、ようやく月末に紹介できる。ちょっとね今月新刊どれを購入しようかわかんなくなって、最後まで迷った(佐々木譲「地層調査」を本日購入)せいで、新刊案内チラシの紹介が遅れてしまった。…

 文藝春秋の新刊 2012・1 「辰年の土鈴©下鴨神社」 ©大高郁子

茄子の形の土鈴(やばい、うちのIMEはどれい=奴隷しか出ないぞ、これって管理人の性癖を反映してるの?)を、WEBで見つけました。お正月らしいももいろの背景色がなごみのパワーをわたしにくれるぞ。 文藝春秋新刊案内2月は《こちら》にあります文藝…

 大高郁子ホームページ「ペラペラ・プレゼーペ」

大高郁子ホームページ「メモ」より 2011/12/24(土)15:39 イブ。キリスト生誕のお話をアップしました。展覧会のときの画像なので、粗いですが、イブに間に合わせようと、急遽アップを決めました。ちょっとしたクリスマス気分を味わっていただければ、幸甚で…

 文藝春秋新刊案内チラシ 2011(平成23年)年

こうして一年並べると寒色に偏った背景色がこちらにメッセージ伝えたがって見えるね。もちろん今年はそんな一年だったわけで変に「絆」(笑)とかのオプティミズムより正直でいいんですが。 1月―3月 1月 《四万温泉》2月 《福だるま》3月 《宵の桜》 4…

 文藝春秋の新刊 2011・12 「クリスマスの置き物」 ©大高郁子

おやおやスノードームじゃなかったけれど優しくてかわいいイラストですね。たぶんこの通りの顔したサンタもスノーマンの人形があるのでしょうが、薄いからし色の背景に立つトルソー、影がしっかり立体になっていて、でもこの雪だるまの平面具合がまた美しい…

 大高郁子個展 ペラペラ・プレゼーベ

■2011/12/9(金)〜12/14(水)11:00〜 19:00(最終日は17時まで)オープニングパーティー12/9(金)18:00〜20:00■HBギャラリー〒150-0001東京都渋谷区神宮前 4-5-4原宿エノモトビル1F(地下鉄表参道駅 A2出口)TEL. 03-5474-2325フッター大高郁子ホーム…

 文藝春秋の新刊 2011・11 「ウインザー&ニュートンの固形絵具」 ©大高郁子

“ウインザー&ニュートン”のホームページは以下に、英語が読めぬ人は各自、翻訳ツールをご利用ください。 http://www.winsornewton.com/山口瞳のエッセイだか私小説だったか、油絵を趣味にしたいなという奥さんの夢のために、少しずつ絵の具やパレットやその…

 文藝春秋の新刊 2011・10「秋の色」 ©大高郁子

金色の斑の入るリンゴ。サンふじなんていう品種だと赤い縦の線が斑に沿ってみえる。とはいえ写実じゃないからって、美味しそうなんだからこれでいいのか。 大高郁子先生の、ホームページ(フッターより行けます)メモ欄に“年末に個展”と記してあります。東京…

 文藝春秋の新刊 2011・9 「湖西〜今津」© 大高郁子

あらら、青空に黒い雲が…って竹生島なわけだな、なんだかダウトといいそうになる。電車というか湖西線が見えるんで鳥瞰というかまあ山から見た風景なんでしょうが、琵琶湖畔が水面に見えなくては意味がないわな。なんとか濃淡で遠近とかが表現できればよかっ…

 文藝春秋の新刊 2011・8「リサ・ラーソンの陶板」 ©大高郁子

下のアドレス、リサ・ラーソン陶板が並んでいるけど価格とかは記してません。うーん、どうなんでしょうね、クラフトとアートってまあ容易に越えられぬ深い溝がそこにはあって、たとえば大高郁子先生的にはイラストと芸術としての絵画とはまあ全然違うものな…

 文藝春秋の新刊 2011・7 「下町の花火」 ©大高郁子

大高郁子画伯は北砂当たりのマンションにお住まいだったんじゃないかな。そこなら両国に近く、通りを歩けば“街の花火”を堪能できるんだろうな。河川敷で見るのではない楽しい違和感を感じられそう。街路樹に空の火玉が反射して、葉の裏の明るさが夜に浮かん…

文藝春秋の新刊 2011・6 「水牛ボタン」 ©;大高郁子

向田邦子が「自分には決してできない仕事」としてボタン屋さんをエッセイ中で挙げていたっけ。細かな商品見本を棚全体に配置していて、そのボックス一つずつが全部違う値段で違う卸元で違う用途で、その棚が何かでひっくり返れば、違う値段で違う卸元で違う…

 文藝春秋の新刊 2011・5 「ゼラニウム」 ©;大高郁子

三枚並んだ板が、角度を変えているのだろうか。奥の横線が傾がっていてでも鉢を置く環境なんだからそれほどの傾きでもないとも思うし、左上の鉢はそれとも地面に置かれているのか、そうか影もあるしネコちゃんの腕が下に垂れているのなら、これは縁側でしょ…

文藝春秋の新刊 2011・4 「パウル・クレーの人形たち」 ©大高郁子

すいません、パウル・クレーに関する知識がほとんどないので解説のあるページアドレスを貼っておきます。上は日本パウル・クレー教会。下はヴァーチャル絵画館だそうです。 http://www.paul-klee-japan.com/ http://art.pro.tok2.com/K/Klee/Klee.htm表現主…

 文藝春秋の新刊 2011・3 「宵の桜」 ©大高郁子

千鳥ヶ淵の桜のようだ。今が満開か、視点の裏側には九段会館。現在進行形の震災・放射能汚染(3.11ショック)のあとでわたしたちが花見する目に映る景色も違っているのかな。 阪神淡路、地下鉄サリン、9.11…穏やかだった時の流れに打ちこまれた楔が…

 文藝春秋の新刊 2011・2 「福だるま」 ©大高郁子

「福だるま」というお菓子を作っている「本家船はしや」のホームページは見つけられず、その代わり京菓子紹介のページを貼ります。わたしはぜんぜん知りませんでした、このお菓子。 http://kyogashi.kyoto-np.co.jp/modules/tinyd3/content/index.php?id=14…

 文藝春秋の新刊 2011・1 四万温泉 ©大高郁子

明るく暗く薄く濃いいくつもの土色が浴場の高さを強調し、浴槽に揺らぐガラス越しの陽光が情景を気分よいものにみせてくれている。惜しむらくは浴場全体がそれほど暖かそうにはみえてこないところか。どうにもね浴室ではなくて洋館のロビーみたいでさ。 温泉…

 文藝春秋の新刊 2010年レビュー  ©大高郁子

のそれこれを今年一年テーマとしたシリーズ 1月 寺田屋2月 五色豆3月 上巳の節句 4月 春のボタン5月 新茶の季節6月 水無月 7月 実山椒8月 古書市@糺の森9月 Twilight@三条大橋 10月 ミルク珈琲@静香」11月 豆がま口@ちんぎれや12月 終い…

 文藝春秋の新刊 2010・12 「終い弘法」 ©;大高郁子

東寺の境内で行われる市のようですが、もちろんわたしに詳細は不明です。骨董市も東寺であったんじゃないだろうか。 http://bit.ly/iaTC6N 文藝春秋新刊案内2011年1月はこちらのページにあります

 文藝春秋の新刊 2010・11 「豆がま口@ちんぎれや」 ©大高郁子

ちんぎれやに関するWEBページ。お店のホームページではありませんが、イラストと同一のがま口もあり、有名なお土産品なのでしょう。 http://bit.ly/hA9sFQ

 文藝春秋の新刊 2010・10 「ミルク珈琲@静香」 ©大高郁子

イラストの由来を大高先生のTwitterから転載します。 京都の花街、上七軒近くの古い喫茶店「静香」の看板メニューです。ちなみに店名の由来は芸奴さんの名前だそうです。いまは妙齢なご婦人たちがきりもりしてます。 今年のテーマは京都ということで…