文藝春秋の新刊 2012・11 「実りたち」 ©大高郁子

えとごめん、ウズラ豆と栗と銀杏と八角しかわからんぞって半分も分かればいいか、WEB上にあるいくつか種子事典を検索したけど、どうもしっくりこなかったな、右下はピスタチオのようだがしかし八角とかピスタチオって日本的な“秋の実り”に挿入していいのかい?
できるならこういう図譜みたいな場合ってイラストレーターによるひとこと解説みたいなのがあってしかるべきかと考えないわけではないがまあ《京都精華大准教授》というアカデミックな肩書きではそこまでの親切心は溢れてこないのかなあ、《フッターに置かれた准教授(悪意あふれてるな)のホームページ》中、ときどきマンスリーというコーナーで文春の新刊案内を紹介してるんだが、あのページはぜひ月一で更新してほしいものです。
イラストに関してですか、各々の影がなんかすごく巧いんですふっと浮かびあがる植物種子に質量まで感じました。でも右上の黄色な扁平、左下の破れビニール傘みたいなのとか本当に解説がほしいところです。

文藝春秋新刊案内12月は《こちら》にあります
文藝春秋新刊案内10月は《こちら》にあります