文藝春秋の新刊 2011・1 四万温泉 ©大高郁子

明るく暗く薄く濃いいくつもの土色が浴場の高さを強調し、浴槽に揺らぐガラス越しの陽光が情景を気分よいものにみせてくれている。惜しむらくは浴場全体がそれほど暖かそうにはみえてこないところか。どうにもね浴室ではなくて洋館のロビーみたいでさ。
温泉なんて、全然いってないなあ。旅行というほどのものもしていない。昨年は姪の住む北海道に2泊旅行しただけ─帯広往復しただけでどこかの観光地に行ったということもないし旅行ともいえないし。旅情とは無縁の石丸ですので、今年も大高イラストワールドでちょっとトリップさせていただきたい。

文藝春秋新刊案内2月は《こちらのページ》にあります
2010年12月は《こちらのページ》にあります