文藝春秋の新刊 2021 11 「待ち合わせ」by大高郁子

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茶店のカウンター席で目の前にホットコーヒーが置かれている。カウンターというが丸いサークル型、サークル内がデシャップ台ってかバーテンさんじゃないマスター?がコーヒー入れてくれるみたい、見る人ならどこの店か分かるのだろうが、わたしはまったく不明。「待ち合わせ」というタイトルで喫茶店って、以前もあったかなあと勘繰り捜してみたら「友を待つ」(09年9月)というタイトルでイノダコーヒの店先を描いた作品がありました。ついでみたいだけど神田さぼうるの店頭「本を買ったら」(08年10月)というタイトルの喫茶店3葉を並べて貼ります。

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もう12月になってしまい、ようやく11月刊行の文春新刊を購入できた。近所のくまざわ書店になかなか新刊が網羅されず、先々週だったか紀伊国屋にいったんだが、その時みつけた新刊、たしか北村薫「中野のお父さんの快刀乱麻」にリーフレットが挟まってなかった。二刷三刷のベストセラーにはもう新刊案内挟まらないのは分かるが、そうではなかったしあと不思議と近所くまざわ書店紀伊国屋でも林真理子「李王家の縁談」にも挟んでなかった、まあ林真理子は売れ筋なんでしょ。

いろいろあって、本日まで11月刊行新刊を買いそびれ、本日ジュンク堂でいろいろ吟味し真藤順丈「ものがたりの賊」を購入。そういう次第なら半月前にくまざわ書店で購入すればよかったんだが、松尾スズキ「矢印」も見たいな見てから決めようって思ってしまって遅くなる。「宝島」という長編小説で山田風太郎賞直木賞を貰っている方だそうですね。わたしはこれが読書の初体験…なんだがちょっとキワモノ臭くないかって、はじめて書店で手に取った時から思っていて、さあ当たりか外れか。