文芸春秋の新刊 2021 4 「荒川土手」by大高郁子

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20世紀にわたしは都内北区に住んでいて、40代では都内散歩が趣味だった。昭文社の「山の手下町散歩地図」片手に歩き回りました。今も版を変え販売されてる。

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戸山とか隅田川畔など、当時はブルーシートのホームレスのホーム脇を散歩、大鳥神社脇の吉原やとなりの山谷も歩き、あと向島百花園周囲はスラムっぽい賃貸アパートが並んでいて、20数年後の今はどうなってんだろうか。あと驚いたのは大崎周辺、大使館通り歩いていると崖みたいな山道みたいなところを歩き、するとソニーのビル群に出ましたね。でもって荒川土手だが、これは散歩コースではなく何となく歩いた。東陽町から先はもうなにもない埋め立て地でつまんなかったけどね。というわけで土地勘は働くが20数年前の記憶ですが、都営地下鉄の鉄橋じゃないでしょうか。

購入したのは川本三郎「映画のメリーゴーラウンド」、篠田節子「田舎のポルシェ」、面白いです。