* 文藝春秋の新刊 2021年7月 画家のアトリエ 大高郁子
twitterでイラストレーターは「さて、誰のアトリエでしょう?」と質問していて、そんな分かるわけない。画像でググったらジョアン・ミロのマヨルカ島にある美術館とのことです。ミロいいですね、ダリの胡散臭さの対極というか、人柄とか知らぬが棟方志功に近い匂いを感じるんだけど。
わたしがミロを知った最初は、百科事典別冊の「世界の文化」だったかでだが、本当の出会いは大阪万博、ガスパビリオンでしたね。東京五輪も大阪万博もなんだか今後、新旧での断絶があるわけだろうな。見るからに埴輪的な笑いが正面から見て理解でき嬉しかった。とはいえ、あれから50年過ぎた爺のわたしがミロを評価しているかというと、いろいろ困ったりもしてますが。
購入したのは羽田圭介「Phantom」。とても読みやすいオープニングです。お金お金お金…って素敵な純文学になりそうです。