2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

リーフレット「文藝春秋の新刊」2006年10月『京みやげ」©大高郁子

とてもおかしな前書きで、栗色がベースであるところの「本日の一葉」を紹介することになりました。『京に田舎あり」みたいで聖護院大根や壬生菜なんぞが描かれているわけではない。 ピーマンだろ、シイタケだろ、柿にナスにどういうわけだかバナナまで。錦小…

まあ、その公営競馬紀行の紀行文中で

北海道の公営競馬場を朗らかに誇らしげに周遊するさまを楽しげな筆致で描いていた山口瞳だったが、バンエイ競馬場だったかで“北海道は食い物が美味い”なんてことをいい始め「ジャガイモ・とうもろこし・バナナ…、えっ、バナナ…」みたいな物言いがあったと記…

山口瞳「草競馬流浪記」

というタイトルだったか。 とても素敵な書物で、一時座右の書(文庫だけど)だったんだが、死んでも全集の出ない(河出から「男性自身」の選集は出たけれど)文学史的には“埋もれてゆく人”なんだろうかタイトルも正確に思い出せない。※付記…タイトルは合って…

光る画質で真っ赤な表紙の雑誌が、平棚で横たわっておった

文庫2冊分のスペースを占有する大きさの雑誌だから結果的にはそうなるわけで、でもだとすれば100%オレンジとしては、横に置かれた状態と読む態勢の状態とをもう少し深くかんがみ、パンダのイラストなど工夫してみてもよかったのではないでしょうか。 で…

文藝春秋の新刊2006年11月「エスプレッソ マシーン」©大高郁子

エスプレッソマシーンの使い方を知りません。パーコレーターとかサイフォンも実は使ったことがないんです。喫茶店でみてるのは好きなんだけどね。アルコールランプの焔とかぼこぼこと泡がガラス管から吹き出すところとか。もっぱら家庭ではフィルターかメー…

yomyom、すっげえインパクト。

新刊案内チラシ「文藝春秋の新刊 2006 12」 まつぼっくり©大高郁子

文庫新刊案内チラシを順次紹介しつつ、そのかたわら購入した文庫本などにひとこと言及するページとして「硬骨ブログ」は存在したいともくろんではいますが、現在わたしが蒐集している7〜8種の文庫チラシ。彼らには一貫するアートが存在しない。Yonda…

文藝春秋「はじめての文学 村上春樹」

本日購入。ああ、ついでに「yomyom」も手に入れました。 「はじめての文学」というシリーズ。クリスマスプレゼントに最適みたいなアイテムなのか。中高生にゲームを買ってやるより有意義ではあるでしょう。 とはいえわたしとしては、買わなくてもよかった書…

午前10時に、古町通の書店へ

それなり、よい休日だったような気もする。午後からは雨。時々強く降る。新潟では普通の冬の陽気か。

yomyomを読めない

明日、大きな書店にいってきましょう。普段通う2軒の書店で見つけられなかった。 http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/A5版(文庫の2倍)で、平棚でも異彩を放っていたと記してあるが、現物の写真を見れば一目瞭然。大いに目立つね。季刊だそうで「in☆…

 ハヤカワ演劇文庫創刊!

先日、りゅーとぴあ(新潟市芸術文化会館?)へダンス公演を見に行った硬骨魚が見つけたA4版のパンフレットです。ハヤカワの新刊案内10月号表紙でも言及していたのですが、実をいうとわたくし、未見なんですよね…。職場内にある宮脇書店・自宅ご近所デッ…

まあ、気楽にはじめましょう

こちらのダイアリーでは【文庫本に挟まる新刊案内チラシ=リーフレット】の紹介をしております。 ヘッダもフッタも消えてしまい、カラー指定のスタイルシートも一緒に削除してしまったので、昔のままの日記とはいえないけれど、モモンガはコメント欄に並んで…

検索等で当ページを訪れた皆様へ

大変申し訳ありませんが、平成18年12月6日以前に記されたダイアリーはすべて削除されております。ご了承ください。

 201× × 新刊案内 東京創元社 不定期

1975年より新刊案内のチラシを差し入れる。文庫にチラシを入れるスタイルの嚆矢。当初より長い期間隔月刊だった。81年よりチラシ裏表紙に紙魚の手帖という編集後記。83年から後記が延長するかたちで新刊案内という名を捨て「紙魚の手帖」という見開…

 早川書房の新刊案内 201× ×月 毎月前後半発売

1986年1月から挟み込み。当初より文庫専門ではなく出版社の新刊案内。ただし90年代単行本専門のチラシも。ジャズシンガー青山南の連載エッセイなどもありバブル時代ってすごかったんだな。

中公文庫の新刊 201×年×月 毎月25日発売

20世紀の中公文庫に新刊案内は挟まっていなかったけれど、投げ込みで中央公論社から出る選集PRなどは豊富、経営破綻し読売傘下後、2001年6月、中公文庫BIBLIO創刊。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB時を…

 発見!角川文庫 201× × 毎月25日発売

チラシに力を入れているようないないような。角川商法というかメディアミックスで映画と文庫をタイアップさせる。1976年「犬神家の一族」が角川映画第一弾、TVコマーシャルで文庫を売っていた。犬神家のチラシはないが「人間の証明」のチラシはこちら…

 集英社 新刊案内 vol.× 毎月20日発売

現在は文庫新刊案内ではなく、すべて集英社の新刊を紹介。かつてはひとまわり背の高い単行本専用のチラシがあった。 1977年文庫創刊時よりチラシを挟む─創刊年6月のチラシ以前は確認できないが。35年間にわたるチラシ継続はみごと、変遷をたどる楽し…

 ×月の新刊 光文社文庫 毎月10日発売

1985年文庫創刊時より積極的にチラシでの広宣活動。創刊よりしばらくは既刊全作品タイトルをチラシに載せており目録的な用途。ほぼ毎月大衆作家のフェアを敢行していたが1991年4月に画期的小冊子「文庫のぶんこ」を自社新刊文庫に挿入。16折に装…

 201×年×月の新刊 文春文庫 毎月10日=月刊文藝春秋と同時発売

197×年文庫参入。チラシ挿入の歴史は浅く、1994年1月より。当初は文庫執筆者等の顔写真と200字エッセイ。時折驚きの告白あり。インターバルを挟み98年4月からナンシー関の似顔絵、99年4月から2000年8月までショージ君。それ以降は各月…

 新潮文庫今月の新刊 先月末発売

出版・文庫界の老舗。チラシの挿入は1970年後半から定期的な案内。80年からナンバリング、現在に続く。 タレントキャラクター、緒形拳・小林薫・陣内××・宮沢りえ・北野武ほか 98年以降、パンダを文庫のイメージキャラクターに据える。現在は「Yo…

新潟趣味図鑑 熱中探求 9 新刊案内収集

3月22日新潟日報朝刊に管理人の趣味に関してとても大きなスペースで紹介していただきました。趣味の品々を扱ってくれるのだろうとの、当方の予想を超えて、わたしという人物を括るように記事はまとめられていて、それこそ記者の能力と品格とがテキストに…

お世話になった出版社のURL

かつて蒐集していた文庫出版社3社。岩波は「どうせ読めずに“ツンドク”だろう」といつの間にか買わなくなった。講談社は勝手にチラシ挟むのをやめてしまった。小学館文庫はある種わたしに似合いだったのだが、リストラも早かったってことかな。 岩波文庫 htt…

 文庫チラシ関連URL

毎月蒐集している8点、隔月の2点。そちらの書肆の公式ホームページです。 文藝春秋 http://www.bunshun.co.jp/書籍から「単行本」「文庫」へ。立ち読みコーナーは期待せずに。「文春写真館」は保存に値する。 新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/文庫をク…

 「出版ニュース」2006年2月上旬号

硬骨魚ブログに集いの皆さん、どうもです。どうもでもないのだが、当ダイアリー管理人はこのさい「文庫チラシ蒐集」という超々マイナー(実践者約1名)な趣味を諸国に広めようと、かつてはこちらブログでも頑張った過去はあるのだが、最近そちら方面をずー…

 文庫チラシを集めるという趣味について

【文庫本に挟まる新刊案内チラシ=リーフレット】とは 広告媒体、文庫発行の各出版社の多くが毎月出版される文庫の新刊を紹介する目的で新刊の文庫に挟み込まれています。大手出版社では毎月20冊以上の文庫が上梓され、文庫という性質上各冊1万部以上発行…

復活第1号