2006-12-17から1日間の記事一覧

幻冬舎文庫 加藤由子文 大高郁子絵「きょうも猫日和」

幻冬舎文庫、チラシないっすね。いいんっすけどね。 上記ホームページにて「文庫にて発売」を知り、職場内書店で購入。平積みされてました。ネコはなにしろ強いアイテムだ。 1ページごとの読みきりで、イラストレーター曰く「トイレ本に最適」とのことで、…

リーフレット「文藝春秋の新刊」2006年10月『京みやげ」©大高郁子

とてもおかしな前書きで、栗色がベースであるところの「本日の一葉」を紹介することになりました。『京に田舎あり」みたいで聖護院大根や壬生菜なんぞが描かれているわけではない。 ピーマンだろ、シイタケだろ、柿にナスにどういうわけだかバナナまで。錦小…

まあ、その公営競馬紀行の紀行文中で

北海道の公営競馬場を朗らかに誇らしげに周遊するさまを楽しげな筆致で描いていた山口瞳だったが、バンエイ競馬場だったかで“北海道は食い物が美味い”なんてことをいい始め「ジャガイモ・とうもろこし・バナナ…、えっ、バナナ…」みたいな物言いがあったと記…

山口瞳「草競馬流浪記」

というタイトルだったか。 とても素敵な書物で、一時座右の書(文庫だけど)だったんだが、死んでも全集の出ない(河出から「男性自身」の選集は出たけれど)文学史的には“埋もれてゆく人”なんだろうかタイトルも正確に思い出せない。※付記…タイトルは合って…