2009-01-01から1年間の記事一覧

6月の文庫チラシを順次紹介

集英社新刊案内 2009vol.6 はじまり。ナツイチ 発見。角川文庫 夏の100冊 2009.7 早川書房の新刊案内 2009 06 カズオ・イシグロ 夜想曲集 中公文庫 新刊案内 小川洋子 ミーナの行進 新刊案内 東京創元社 2009 6 森谷明子 千年の黙 …

文藝春秋の新刊 2009・6 「季節のもの」  ©大高郁子

で、この相違をどう理解すればいいのか。「暮らしの風」の田園を援用したくなるよな、原画のでかさが違うのかなあ、それによって動く金額が違うとかどうとか。まあもちろん美味そうなビワの実ですけど。 購入したのは坪内祐三「文庫本玉手箱」。ある意味石丸…

暮らしの風 2009 7 JULY

ふーむ、みていて飽きない。物語という形式にそぐわぬ入念な細部がわたしにくすぐりやら微笑やら、小さく不思議な感動を届けてくれる。ルーラルな農場の緑の濃淡が季節に似合い目を洗ってくれた。カラスのナス色も妙な濃淡で少し嬉しい。フーム、こういう絵…

 光文社文庫 5月・6月のチラシ

光文社文庫のチラシに変化。4面を折りたたんでいた今までの型の二分の一、チャップリンもいなくなり(シオリにはいるけれど)薄ら寒ぶいなあ。古典新訳文庫のほうはまだ独自のチラシを挟んではいるが、なんだかこの先不安になっちゃう。文庫チラシを集める…

 文春文庫 5月・6月のチラシ

 購入したのは「学校では教えてくれない不道徳講座」「警察裏物語」

どちらもまああきれるほどに粗雑で空疎で無内容。テリーさんをわたしはとても評価していて、北朝鮮も共産党も見逃していたけど、図書館で「お笑い大蔵省極秘情報」と出会い、いやあぶったまげたね、そこには本物のドラマがあった。その年の「わが読書ベスト…

 新潮文庫 5月・6月のチラシ

「本を読まない人」になっちゃいそうだ

残念、新潮文庫も文春文庫も光文社も、5月のチラシは紹介してませんでした。ま、日本国で本年5月の文庫に挟まっていたチラシが如何なものだったかを気にする方が、ぜんぜんおられないという現実なので、関係各位多方面に多大なるご迷惑をおかけするという…

 5 2009 新刊案内 東京創元社

購入したのは島田荘司「死者に祈りを」。なんというのか被虐的なわたしは読み終えれば島田荘司にいらつくことが分かっているくせ、こうして文庫新刊となるとどうしても手が出てしまう。

 早川書房の新刊案内 2009 05

ハヤカワ新書に注目したけど、ポケットブックほど面白そうじゃない、外人の書いた科学書のようであっという間にあきらめました。文庫にも手が出ず、購入したのは平山瑞穂「全世界のデボラ」、倒置法だねデボラの世界。装丁がいいので嬉しい。

 集英社 新刊案内 2009vol.5 2009年5月8日〜6月5日刊

購入したのは椎名誠「砲艦銀鼠号」。どうでしょ、島田倉庫やアドバードほどの傑作だったらきっと今までにどこかでわたしの耳に届いていたかもしれないのに、とすれば、なんだかわからない“その他大勢”のたぐいかも。

 中公文庫 新刊案内 2009 5

購入したのは森銑三「落葉籠」上、ほんの数行のほんとにどうでもいいような薀蓄話みたいで、こんなのでいいのかなあと…でもまあ読んでみたかったかも。

 角川文庫・角川ソフィア文庫チラシ 09年5月

購入したのは鴻上尚史「恋愛の1/2」。どこがソフィアなんだか分からんし、でももしかして尻に火が点き売らんかな路線に軌道修正だったりして。西原画伯が2ヶ月続きの新刊なのだが、西原の漫画って文庫じゃ味わいつくせないことに気付かないのかな。いず…

 文藝春秋の新刊 2009・5 「あたらしい手帳」 ©大高郁子

わたしも買ったよ、あたらしい職場ノートイラストみたいに止めバンドがついてる、研修3日で大学ノート1冊分に殴り書き走り書きの実地レポを定着さす作業はいまだ途上、自分の書いた文字が読めぬのは情けなく辛いぜ。とはいえ大高郁子、5月のリーフレット…

4月のチラシは一応紹介済みです…というところから

はじめます。…いや、新潮光文社文春5月は紹介済みか。それはともかく─ 何が悪いといって、パートのおじさんが出世しちゃったので、調子狂って肉体的精神的にレッドゾーンに一時突入しかけた。パートのおじさんがあるお店の“責任者”に抜擢(島流しとわたしは…

 文藝春秋 09年10月刊 鴻巣友季子「カーヴの隅の本棚」

[rakuten:book:13072455:detail]座右に置くべき本。著者の薀蓄がちっとも苦にならない数少ないエッセイ。翻訳家という実務の人が、仕事に関連した読書(スキルアップみたいな感じか)で得た知識が、多分ワインで醸され腐臭が抜けたというべきかな。冒頭の「…

 文藝春秋の新刊 2009・4 「アーモンド」 ©大高郁子

まあ、アーモンドが主食の地域でなら玄アーモンドというのも…間違い、杏仁だよね、アンズの種がアーモンドなわけで、つまりは桃の種みたいなのが玄アーモンドなんだろう。 今月のリーフレット、新刊を左右に見渡してみて、なんだか風景の変化を感じる。ま、…

PHP文庫 創刊 25周年

表紙裏愛読者プレゼントキャンペーン ワハハ、購入したのは西村克己「論理的な話し方が身につく本」 まあ、わたしには生涯身につかなさそうだと実感。でも、この本だって「事前にメモを取れ」とか「わかりやすく」とか、その程度のことしか書かれてないんだ…

東京創元社 新刊案内 2009 4

表紙第三帝国の興亡 5表紙裏東京創元社 文庫創刊50周年フェア 購入したのは貫井徳郎「愚行録」 これはいつもと同じだ。それで多分最も愚かな買い物です。ひどい小説を読んだというしかなく、ものすごく気分が悪いぞ。

早川書房の新刊案内 2009 4

表紙各紙誌で称賛の嵐 驚異のミステリ、第2部突入ミレニアム2 火と戯れる女表紙裏ミステリチャンネル 私立探偵フィリップ・マーロウ 文庫で買えるのがなくて、購入したのは村上春樹訳「さよなら、愛しい人」 新訳で何かが変わるのか、まだわからない。

中公文庫 新刊案内 2009 4

表紙川上弘美 夜の公園表紙裏堂場瞬一 相克警視庁失踪課 高城賢吾シリーズ開始記念 感想&応援コメント募集 購入したのは木下是雄「日本語の思考法」 なんだか読む気がしない。

発見。角川文庫&角川ソフィア文庫

ビギナーズ・クラシック 日本の古典 松本市壽編「良寛 旅と人生」 頓挫したが、平成の大合併時新潟県内では分水町・出雲崎町・和島村だったかで合併の話が進みそのときでてきた仮の市名が「良寛市」で、まああまりにあまりな名前です。そのあたりでは「良寛…

集英社 新刊案内 2009vol.4 2009年4月17日〜2009年5月1日

表紙中国・子午山の麓で「楊令伝」の取材を行なう北方謙三氏 購入したのは井形慶子「イギリス人の格」 これはさ、バブルのはじける前のイギリス風物詩なんだな。けっこう経済でいい線いってるとどういうスタイルいってもなんだか見栄えがよく見えるものです…

そういうわけで4月の各社文庫

購入のさいに、少し悩んでヘンな本ばかり買ってしまった。

購入する書籍の傾向が変わったのは

それはとても悲しい物語なのです。ダンボール一箱たまった文庫本を知人に贈ったのは2ヶ月くらい前、届いた知人はそこからピックアップし、知人の知人に贈ったそうで─たらいまわしという作業か、それはそれで一向に構わないのですが、その知人の知人が「ヘン…

 幻冬舎文庫の新刊

表紙千原ジュニア 華の下にていざよまん。表紙裏創刊!幻冬舎よしもと文庫創刊第一弾 全五点!寝室の床にペットボトルのドリンクを倒して、文庫数冊を水浸しにしてなくなく処分してしまいました。そのうちの一冊が購入したばかりの幻冬舎文庫、松井今朝子の…

 購入したのは小手鞠るい「ウッドストックの森の日々

([こ]1-2)ウッドストックの森の日々 (ポプラ文庫)作者: 小手鞠るい出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/04/05メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るアメリカ東部の村での暮らしというものは、まあほとんど知らないわたしとして…

 きっとみつかる。ポプラ文庫 おかげさまで創刊一周年!!

表紙新刊十冊のカバー ※「人間の関係」以外の9点は4月5日発売予定です。表紙裏ポプラ文庫創刊一周年フェア開催 抽選で長崎訓子さんのイラスト入りオリジナルブックカバーを1000名様にプレゼント昨年創刊の頃、2度ほど専用ハガキで応募したこともあっ…

 購入したのは“知恵の森文庫”より春日武彦「心の闇に魔物は棲むか 異常犯罪の解剖学

心の闇に魔物は棲むか―異常犯罪の解剖学 (光文社知恵の森文庫)作者: 春日武彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/04/09メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る」知恵の森文庫のチラシがなくなったのは1年ほど前からか。駄目だな…

 光文社文庫 4月の新刊

表紙“花より読書”のチャップリン横山秀夫「ルパンの消息」新刊案内裏面あれ?先月とほぼ同じだ─以下割愛