文藝春秋の新刊 2010・4 「春のボタン」 ©+大高郁子


こんなランダムな画面がわたしはとても好きだし大高先生も好きみたいでときどき提出してくれ嬉しい。つい興に乗って個々のいちいちをじっと見てしまったりすると、なんだかだんだんいろいろ考えるのがおっくうになりぐっと視野が狭くなってほんの小さな眩暈と吐き気を感じたりする。濃淡に吸い込まれるような気分ね、きっと立体視みたいな理屈なのだと思います。特別出演は98年7月「七月」と04年「お豆」ですが並べてみては眩暈は感じないかな。


今月の新刊、福岡伸一のエッセイだか科学読み物なのか「ルリボシカミキリの青」という書物、みてみようかなと後半まで文春の新刊、購入を見合わせていたのだけれど先週だったかジュンク堂で発見しそこない残念な購入結果だ。地階の生物関連いちおう見渡してみたのだが多田富雄先生の死で関連図書など大きく扱われたせいかもしれない。
福岡伸一生物と無生物のあいだ」話題になったアレですがわたしあれ未読ですし、我が水先案内であるfinalvent氏も「トンデモ本」あつかいしていたけど、こちら週刊文春に連載なのだからそのへん軽く読めるだろうしと思っていたのだが、見つけそこなった。でもまあ、今度どこかの書店でみかけてから吟味します─ただのエッセイコーナーにあったのかなあ。

文藝春秋新刊案内3月は《こちら》にあります