東海大学出版部 吉田武著 はじめまして数学 リメイク


そんななか。ここ数ヶ月、ずっと抱え込んでいた仕事がやっと本になり、今週、店頭に並びます。厚み4センチの絵本『はじめまして数学 リメイク!』(吉田武著/東海大学出版部)、600ページ弱、そのほぼ全てに絵を描いてます。13年前(!)の2001年から2002年にかけて幻冬舎から出た同名のタイトル3巻本が一冊になったもので、リメイクに伴い、絵も描き直しました。我ながら、マゾだと思いました。当初は、描き直しが必要なところの絵だけ描けばいいかと思ったのですが、13年の間に線というのは変わるんですね。一本線を引いただけで、観念しました。前回の3巻本を持っている方にもぜひお薦めしたいです。

昨年12月14日、大高郁子のホームページ中memo欄に記されていました。いや、購入してよかった、これで数学が理解しやすいとか面白く学べるとかもうそういうのではない「理解」とは違う「執念」みたいな、非数学的な激しさパッションをイラストから感じました。前ダイアリーに「入院」とか記したけれど、まあ何だかわりと予定調和みたいでmemo欄でもTwitterでも退院と良好な予後を記しておられる大高先生です。多分きっと根を詰め過ぎてくたくた状態だったんじゃないですかね、ご自愛を願います。