2012年12月 各社文庫チラシ一覧

年末からずっと更新できずにきてしまった。あれだね、秋からMOOKの創刊もとんとなくなり、あと昨年「チャボと…」いらいあまり読書感想文を書く気力が失せ(著者にとってはマイナーな書き込みだって商売の妨害になることもあるとか考えた)、だからといって自分なりの発信も大切だし、それなりの立ち位置を構えつつ頑張っていきたい。
ま、チラシコレクションは今後とも頑張り続ける所存です。

発表! いま読みたい新潮文庫 2013

12月のヨンダ?
◎今月のフェア
 発表!いま、読みたい新潮文庫フェア 2013
「今、お薦めの作家」ベスト10発表!!

Yonda?福袋プレゼント!詳しくはフェア帯をご覧ください

2012年 12月の新刊 文春文庫

裏面:「アポやん」シリーズ、TBSで連続ドラマ化決定
表裏の裏面:松本清張没後20年 2夜連続ドラマスペシャ

12月の新刊 光文社文庫 BIG FAIR

裏面:誉田哲也・朔立木・佐藤正午日本ミステリー文学大賞 新人賞

集英社 新刊案内 vol.12 2012年12月中旬〜2013年1月上旬刊行

裏面:ふゆイチ 著名人が選んだ集英社文庫・最も売れた、最もオススメしたい集英社文庫・読者が選んだ世代別イチバン!
ナツイチとは違う、新潮文庫の「いま読みたいフェア」に対抗してアンケートとかみたい。著名人のイチオシといわれてもいろいろ困るが、世代別ベスト1といわれてももっと困るし。書店ではでもフェアに気付かなかったが、マグネットブックマーカープレゼントがあったらしい。
この月の集英社新書相倉久人の「至高の日本ジャズ全史」書店で見たけど、まあ置いておきたい書物でした。チラシが入っていれば購入するのだが残念。

12 2012 発見!角川文庫

文庫新刊案内の裏に、時代小説専門の新刊案内が。とはいえ全体の案内にも時代小説関連が入っていて、つまりはダブって紹介してある状態。ふたつのチラシに分裂するのかな?

2012 12 中公文庫 新刊案内

中公文庫 創刊40周年 キャンペーン開始
第一期・第二期と懸賞も派手目でまあなによりなんだが、全員プレゼントでないと、あまり興味がわかないなあ。その他9月から続く“2冊でチュウ!”とあと“あなたが選ぶ「中公文庫マイ・ベスト3」”も。いずれにせよレスはしないかな。
まあわたしが中公文庫から選ぶなら、折口信夫死者の書大岡昇平「レイテ戦記」檀一雄「檀流クッキング」岸田秀「ものぐさ精神分析川又千秋「幻詩狩り」山本夏彦「日常茶飯事」…まあそうですね、おのおのあまたの感慨はありますが、だとすると北杜夫はどうした筒井康隆もあるぞ犬養道子も中公だしおやおや梅棹忠夫を入れ忘れたぞ、壇流クッキングは入って辻嘉一や辰巳浜子はないのか保坂和志堀江敏幸の近著もほしいし…とつい興奮してしまいました。先日角川文庫のベストという企画もあったがまあ、わたしのノスタルジーを入れる余地はなかったしこのたびも今野敏堂場瞬一がベストなんだろうな。

早川書房の新刊案内 2012 12

ゴリアテ」購入しました、楽しい読書でした。後日きちんと記します。

12 2012 新刊案内 東京創元社

東京創元社は2013年、SF創刊50周年を迎えます。
●特設サイト、プレゼントキャンペーン準備中

わたしは来年59歳だ、そうかわたしが9歳の時からSF文庫出してたのね、偉いね。わたしが12歳のとき邂逅がありました。ヴェルヌの「地底探検」がわたしの文庫購入第一篇ですが、もちろん創元SF文庫でしたよ。いやまあ長いおつきあいです。

角川学芸出版 2012 12 新刊・話題の書

ソフィア文庫新刊で岸本葉子「俳句、はじめました」というのがありそのコーナーで角川文庫での岸本既刊を紹介している。だったらもっと絡んでほしいな。ただし岸本葉子の俳句入門書はまあいいかな。
購入したのは堀川哲「歴史を動かした哲学者たち」。わたしは《「皆さんに読んでもらいたい」というタイトルで》昨年3月28日にそちらの文庫を紹介した。20世紀の思想の流れを読み解く啓蒙・入門書としてよい出来と思った。まあこのたびはそれこそ大勢の先達が入門書を記しているので、逆に“ただの案内”で止まるのではないかという疑問。まだ読んでませんが、もしうまくいってたなら次回は20世紀の日本の思想家でコンパクト入門書を書いてほしいです。

最新刊 幻冬舎文庫 冬の読書フェア
心からホクホクぬくぬく。

モデルは三根梓アウトロー文庫と時代ものばかりの新刊で泣きたくなる。

文庫チラシコレクション2013年1月は《こちら》にあります
文庫チラシコレクション11月は《こちら》にあります