いただきものがとどきました

都内在住の書皮協会員某氏より、文庫チラシを蒐集している石丸宛に封書が届きました。昨年6月の新潟大会時にもお手持ちのチラシなどいただいており、当時の総会の雰囲気など思い出しました、とまれ嬉しいことです。新潮文庫のパンダ関連のチラシや大高郁子イラストが表紙の文春単行本チラシなどは、まあありがたいがわたしとしてはほぼすべて網羅している範疇でありまして、承っても“トレード要員”といっては失礼だけれど見知った顔というかフェローシップと肩を抱きたくなる連中でありましたが、そうはいってもそう守備範囲の広いわたしでもないので、とても手の届かない文庫に挟まっていたらしい幾葉かのリーフレットを発見し、まあ嬉しかったり反面『ここまでコレクションの範囲広げられないしなあ…』と戸惑ったりの、嬉し恥ずかしの数刻をいただきました。どうもありがとうございます。

静山社文庫のチラシは文庫創刊直後の2葉のみわたしのコレクション中にあります。

http://d.hatena.ne.jp/kotiqsai/20091122#1258889588

最近はハリポタが文庫化だそうで、まあでも3年も文庫が保ったという事実が重いものがあります。出版という事業はまあ100年の計というか過去と未来を見据え、半分ハッタリ残りはやせ我慢で突っ走るべき美しき虚業かと思っています。
MF文庫ダ・ヴィンチに関しては詳細を知りません。大昔に「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記」を岩波文庫で購入しています。えと、ラノベ関連の文庫でけっこう素敵なチラシが入っているのは知っています。なにかの具合で嵌まってしまったならすてきなんだがいまのところそこまで視野を広げる余裕がありません。

南伸坊双葉文庫は、わたし的にはずっと蒐集するコレクションの喜びはあるんだ、あるんだけれど買う本がないんだよな。ラノベと同じ扱いにわたしとしては捌くしかないんだよな。

新潮クレスト・ブックスのチラシ、年2回文庫ですと文芸関連の書籍に挟まります。わりと多くは持っていますがすべて網羅しているわけではなく、またいまさら古いものを蒐集するのも大変でしょう。実をいうとクレスト・ブックスにあまり魅力を感じない。むかし新潮社の「現代・世界文学」ってものすごく興奮して書店で見てたよね。もちろん30年以上昔の出版で海外文学の情報も少ない時代だったので、まあちょっと飢えていたというか、高尚に憧れてたんでしょうかね。ラインアップを以下に貼ります。けっこう読んでるな。

http://homepage1.nifty.com/ta/0sa/shin/gendai.htm

ま、そういうわけで石丸としては「新潮 現代・世界文学」のチラシがほしい。ついでに「新潮社純文学書き下ろし特別作品」や「書き下ろし新潮劇場」のチラシが(もしもあるなら)ほしいぞほしいぞ。あらら、もしかしたらパンフレットみたいなものがないかな。
…それはともかく、書皮協会員の某氏、このたびはどうもありがとうございました。