ビューティーモデル田中マヤの野菜レシピノート

ビューティーモデル田中マヤの野菜レシピノート

ビューティーモデル田中マヤの野菜レシピノート

7月30日第一刷なもので、新刊案内チラシを手に入れたのは8月に入ってからになってしまった。坂井希久子・鹿島田真希という未知の作家の作品も手にとってみたかったけど、職場(文教堂書店)や近所(くまざわ書店・TUTAYA)にある中規模書店では大手出版社のものでも新人の文芸書なぞ絶対置かないのだろうね、休みの日にジュンク堂まで足を伸ばして、まあ会いたかった方々との幸福な邂逅をすませました…でもって購入したのはタレント本みたいでどういうことなんだか。
タレントかどうか、WEB上であまり盛り上がってもおらない方みたいだ、ブログもないし。カバー表紙で盛りだくさんの野菜入り大きな籠をかかえたツルツル美肌で微笑むマヤさんだけれど裏表紙では目から鼻への変なシワがあるようだが。
実用書・タレント本としては相当不満が。どうすればこんなに中途半端なんだか編集方針に異議あります。料理本としてこれでは、文字が小さすぎてキッチンで読みこなせない。Memoがグレーゾーンに置かれ、これも読みにくい…ってそれって全部自分の老眼のせいだけど、手に取った人に「作れそう」と思わす努力が薄いのでは意味がないでしょ。
「ジャガイモのすりながし」って写真で見るかぎり美味そうなんだが、実はどんなか、ポタージュのほうが普通においしいかもしれないしねと、ちょっと不安が。まあでも、ともかくわが家は野菜食いですし、蒸しナスだのカブの煮物など定番だし、少し目先を変えてバリエーションを増やしてみるなど、実用書として一度使ってみることだね。評価はそのあと、でもまあ文春でクッキングブックも悪くはないですし、新でも珍でも企画は通してみるべきですね。