創元推理・SF文庫 2008年3月チラシの紹介

※…すみません、アップしそこなったため、画像は後日

新刊案内 東京創元社 2008 3

加藤実秋 インディゴの秋
文庫新刊ご案内 創元推理文庫

フィリップ・マクドナルド 霜島義明=訳
ライノクス殺人事件

シャンナ・スゥエンドソン 今泉敦子=訳
(株)魔法製作所 おせっかいなゴッドマザー

W・H・ホジスン 夏来健次=訳
幽霊狩人カーナッキの事件簿

加藤実秋
インディゴの秋

樋口有介
木野塚探偵事務所だ


文庫新刊ご案内 創元SF文庫
J・G・バラード 柳下毅一郎=訳
クラッシュ

夢枕獏
遥かなる巨神


新刊・近刊案内
海外MYSTERY通信
事件の“結末”から始まり、“発端”で終わる異色の逸品として名のみ高かったマクドナルド『ライノクス殺人事件』が、新訳でお目見えします。半ば伝説と化した作品の実像を、ぜひお確かめください。探偵小説ファンには、怪奇版シャーロック・ホームズと称されるホジスン『幽霊狩人カーナッキの事件簿』もおすすめ。
国内MYSTERY通信
3月の国内ミステリは、若者とシニアの変り種探偵が登場する2冊。いい男(だいぶ個性的だけど)揃いのホスト探偵団の活躍を描く、加藤実秋『インディゴの夜』。さらに、海外のハードボイルド探偵に憧れる木野塚氏(60)の奮闘が楽しい、樋口有介木野塚探偵事務所だ』。あなたは、どちらの探偵に依頼しますか?
フロンティア通信
2008年最初のミステリ・フロンティアをお届けします。乱歩賞受賞の気鋭・早瀬乱の『サトシ・マイナス』。ぼんやりした大学生・サトシは、14歳の時に眠ったはずのもう一人の自分からの手紙を受け取る。それをきっかけに始まるおかしな探偵行の行方は?かつて25項目のリストで自分を“分割”した青年の成長を描く、明るい多重人格小説の登場です。もう1冊は、お菓子を巡って起きる事件と人間模様、そして職人の矜持を描く、上田早夕里の連作短編集『ショコラティエの勲章』。今年もさらなる新鋭たちの活躍にご期待下さい。
創元SFクラブ
復刊フェアでも短編集の再刊が大好評のバラード。その“最も危険な作品”と語られる傑作『クラッシュ』が初文庫化。また日本SFの夢枕獏『遙かなる巨神』は著者最初期の傑作集の増補版。これまでの文庫版に収められなかった、初期の代名詞的作品「カエルの死」等のタイポグラフィクションの数々も収録しました。