書皮友好協会の例会が新潟市で

トップの画像は昨年1月22日付新潟日報「生活欄」に載った「書店ブックカバー=書皮」を特集した記事です。取材者は新潟日報期待のホープ、若手代表なんだか最近署名記事を見ないぞ@jumkuriこと栗原記者です。
こちらの記事のご縁で書皮友好協会の紹介があり、昨年3月にわたしの趣味の文庫チラシを当時学芸部に所属していた栗原記者に取材し記事にしていただいた。画像の記事全文はわたしのブログ中にあります。でも「熱中探究」(新潟日報趣味人紹介コーナー)はもうない。

http://d.hatena.ne.jp/kotiqsai/20100131

書皮友好協会のまとめ役は新聞記事にも出ております中西晴代さん。年齢まで書かれていますが、でも実名でテレビ出演している人(NHK「熱中時間」)ですのでこちらでも実名。
書皮友好協会は、20数年続いているそうできちんとした会報も出している。
年に一度の例会の模様は前記「熱中時間─忙中趣味あり」中でも流されており和気あいあいのうちに友好協会選考のMVP書皮を選出したりするらしい。フッターに友好協会のホームページリンクはありますが、ホームページはちょっとダサいな前近代的といいうか手作り感にのアットホームか。
そんなくさしててどうする、でもってその友好協会の例会が本年は新潟で開催されることになりました。トップに置いた新聞記事で紹介された書店を周遊し新たな書皮を手に入れたいということでしょう。
中西さんほか、協会員のみなさまからは文庫チラシのバックナンバーをいただいたり(早川の初期のコレクションが充実しました)メディアに紹介していただいたりとお世話になりっぱなしの石丸なので、新潟での例会がうまくゆくよう応援したい。
わたしはといえばエコの先取りというか、けっこう昔から「カバーいりません」の人でしたし、読書の邪魔に思えるし、何というのかな“しおり”とか“書皮=ブックカバー”の蒐集ってこと自体がイマイチ理解できない。オフィシャルでないでしょ、わたしの趣味だってまあちっともオフィシャルではないが、いちおう一流出版社がパブリシティのために数万枚のチラシを印刷し各書籍に挟んでゆく。そこには商業・マネジメントの一環という役割を持ち、その躍動感・昂奮を蒐集するわけなんですよね。
それに比べるとしおり・書皮など、製作に関して発想の妙や熱意は感じれてもプライベートというか内に閉じているかな…とね、でもそんなしおりや書皮のコレクターはいても、文庫チラシコレクターはどうもわたし以外いそうにない。