中公文庫 新刊案内 2009 12

中公文庫の12月チラシを紹介しそこなった
ま、この存在感のなさも含む中公文庫という媒体ではあるし、特に先月どうしても手にしたいとこちらに遡及する新刊がなかったからでもある。いいのかなあ、こんなことで中公文庫。
購入したのは松永有慶「大宇宙に生きる空海」って、やっぱりわたし向きじゃなさそうだよ。先月新潮文庫で購入したのが鶴我裕子のクラシックエッセイで、これがまたレベル低すぎなのかこちらに素養がなさすぎで多くのすてきな逸話を咀嚼できずなのか不明だけれど、そのあとだけに中村紘子の「ピアニストという蛮族がいる」をもういちど読みたいという衝動は中公の新刊棚を眺めた時に大いに感じました。
でもまあ、老い先短いことでもあるし、一度目を通した書だし遠慮しようか、おや隣には三枝成彰「大作曲家たちの履歴書」上下2巻だ、軽すぎてもいけないが重すぎるクラシック解説も私には無縁だし…ってな具合でちょっといけなくなっちゃって(何が?)妥協の産物みたいで(だから何が?)その場で何とかしなくちゃいけないってし(だから何でだ?)もうこのさい大宇宙の神秘でいこうと。結局これは失敗だな、わたし宗教関連ってクラシックよりもっと疎いです…って関係なしです。ええ、読みますとも。読みゃあいいんだし。