早くにこういう体裁にすべきだった
いちいち本の紹介もしたくなって、それが逆にチラシの紹介を二の次にしていた。月の初めに前月のチラシを一挙に並べればそれをさかのぼることもできてよかったわけだ。
新潮文庫 今月の新刊 2012 06
6月のヨンダ?
トピックス BOOK3前編後編登場全6冊が揃いました。
今月の新刊 世界中を席巻する衝撃の新鋭!
今月の新刊 7人の男性作家が描く「男心」
今月のフェア “物語の神様”新田次郎生誕百年記念出版2冊発売です。
映画化話題作 ジェーン・エア
幻の冒険少年小説「つぶやき岩の秘密」は、読んでませんがNHKテレビで見てました…って一人暮らしでテレビのない暮らしだったため、いろいろ工夫しても見られぬ番組が多かった。テーマ曲は石川セリでいまでも歌えるぞ…と威張ろうと思ったらYouTubeにあった。
Wikiによると─
全編ロケによるフィルム制作だったこともあり、大部分の映像が残っていない少年ドラマシリーズとしては珍しく、全話がNHKに保存されており、2001年にはdvdが発売された
─だそうです、じゃあけっこうみんな知ってるんだろうな、テーマ曲も「遠い海の記憶」というタイトルだそうでそこまでは知らない。ヒロイン役の菊容子が殺人事件の被害者として数年後に亡くなっていたというのもこのたび知った…けれど原作はいまさらいいかという感じ。
2012年6月の新刊 文春文庫
表紙以外の新刊案内裏面に「痛快 注目作家の文春文庫書き下ろし時代小説」ラインアップが載っていた。光文社文庫やハルキ文庫でもずんずん出ているし需要あるのね。そういう需給関連を見誤ってたな、7・8年前に無職だった頃、大衆小説新人賞に応募しまくってたんだが、すべて設定を時代劇にしていたなら、もしかするとかすった可能性もある。
6月の新刊 光文社文庫
こちらも書下ろし時代劇が多い。トップで紹介されているのが門田泰明。この人、わたしは読んだことないんだけど黒豹シリーズの人でしょ、“と学会”のトンデモ本でまあなにも小説あげつらっても仕方ないのだけれど、さすがにみな呆れたんでしょ、黒豹シリーズのWiki貼っておきます。
http://bit.ly/MoXXxS
でそういう人の時代劇なんだが、たとえばわたしの青春時代だと半村良の「石の血脈」が荒唐無稽で、そういう人が「妖星伝」を書いたみたいで…そっか、黒豹も“浮世絵宗次日月抄”も、30年昔の爺が半村良をわたしみたいに腐してみたら、やっぱりそれはただのアナクロニズムだしな、本当にこう疲れるんだよね、最近の時代劇って。
集英社新刊案内 vol.6 2012年6月15日〜7月5日刊行
35th集英社文庫 ナツイチ さあ、地図にない世界へ
吉田秀和「永遠の故郷」のCD版というのが6月の新刊、残念ながら書店で目に入らなかった。まあ定価も立派だが(8,400円)持っている価値がありそうにも思える。
http://www.hmv.co.jp/news/article/1203150059/
購入したのは森見登美彦「宵山万華鏡」。ナツイチ課題図書なのだが特に購入したからどうなるものではなかったみたい。剛力彩芽のスペシャルカバーとかはなさそうで、無駄にお金を使わずほっとする、集英社の良心か。。
発見!角川文庫 祭 2012 今年も本がわっしょい!わっっしょい」2012.07
案内チラシと同じデザインのポスター・帯で書店の一角を派手派手しくにぎやかにしてくれる。ハッケンくん祭りストラップをもらったのだけど、こればかりは使い道もないしなあ。森鴎外(鴎の正字は環境依存文字)・志賀直哉の新装改版だ…ってわたしのPC志賀直哉が変換されない、辞書登録なんて不要と思っていたぞ、漱石とかは出るんだがなあ、と急いで辞書登録をする。山際淳司や三浦綾子も改定版で出るみたいで「夏の百冊」にあわせたのかな、鴎外や志賀直哉は(青空文庫で読めるとしても)品切れさせないでほしかった角川文庫でした。
「角川文庫ニコニコ夏祭り」が7月9日からはじまっているらしい。ページだけ確認してみたけど何だかそれらしいイベントはなさそうだな、夏休みまで待ちますか。
http://info.nicovideo.jp/seiga/kadokawabunko/
角川ソフィア文庫「学ぶ心」の応援団 6月の新刊
おやまあ今月も韓流が表紙、韓流関連ガイドブックが新刊。韓国時代劇は見たことないしまあ悪いが李朝とかの歴史にもほとんど興味がわかない。フランス史の佐藤賢一の本も読んでみたいと思わないというか、外国の歴史なんて教科書で学んだことで充分でしょ。なんというのか韓流時代劇ファンはMOOKみたいな雑誌を購入しちゃいそうで、こちらの文庫まで手が届くかしら。
早川書房の新刊案内 2012 6
SFでも、本格ミステリでも、ハードボイルドでもたぶんない
新しいハヤカワ文庫JA、4作品が一挙刊行!
だそうです。4点に各推薦者名も記してあっていろいろ大変。でも購入したのはウエスターフェルドの「ベヒモス」で、一気読みしましたよ、ウキウキよかったですよ、そちらの感想はまた後日。