文藝春秋の新刊 2007・6 「三角定規」 ©大高郁子

背景色は黒板色なんですが、その色がちょっとスキャナーで出にくいなあ。黒板と対になる三角定規は、わたしの世代だと木製でしたよ。小学中学の先生が黒板に幾何の公式など説明する時、大きな定規と分度器、チョークを挟むコンパスとを使っていた。生徒のほうも時々指名されて、黒板で木製の定規使ったな。普段はあれ、教室においてあったのかな。いちいち教師が持ってくるのも大変だろうし─いやあ、そこまで覚えてないなあ。
でも、今月のリーフレット表紙の定規。直角三角形にみえないんだけどわたしの見方が悪いのかな。立体的になってるのはそれはそれでいいんでしょう。わたしは見たことないけれど立体的な三角定規も、持ちやすければあってしかるべきかと思う。
中学生になって技術・工作の授業が始まり(現在はその授業はないのか)ビニール製の箱に銀色のコンパスデバイダなんぞが入った製図セット(ワハハ!)で展開図なんぞ描いたっけか。
丸善で、プロ用のロットリングだの見て、その価格に驚いたのも中学生時代。