悲しい失敗…でも分かっていたこと

昨日「文藝春秋新刊案内」リーフレットを収集する過程で購入した書籍2冊。6月の新刊案内を挟んでいたのが、赤川次郎著「幽霊認証局」。何だかとても悲しい読書体験となった。

粗製乱造の人じゃないかとか、まあ初めからあまり期待せずの購入だったが、半年くらいきちんと本を読んでないので、純文学とか「読めないとやだな」みたいな気分で、購入しちゃって、ものすごい後悔であります。

わたし割りと赤川次郎のよき読者であり、大学留年時代だったが「マリオネットの罠」も「幽霊列車」も、初版購入している。大学退学し新潟の喫茶店で働き始めたとき、高校生のアルバイトるみちゃんと「吸血鬼」シリーズ面白いねえとか貸し借りしていたりもあった。

その後、なんだか離れてしまったが、もうここまで詰まらないミステリでいいんだろうかと、昨日午後はとても気が滅入ってしまった。最初の2編読んだきりだが、まあ壁本ですね、読むのを止めました。えーとでも、Amazonで★4つだな、赤川次郎ファンにはこれで充分楽しめるんだな。

アルツハイマーにならぬよう、読書を再開し脳の活性化を図るつもりだったが、なんだか悪化しそうな読書再開第一日目でありました。昨日購入のもう一冊は、群ようこさんなのね、これから読み始める予定です。