週刊「歴史のミステリー」改訂版 合併号 2012 5/29,6/5 創刊特別定価 100円

改訂版と銘打っていて、デアゴスティニから以前出ていた「歴史のミステリー」と同じ体裁なのだろう、PDFで2008年1月15日発売の「歴史のミステリー」の紹介があった。

http://deagostini.jp/company/image/release/rms.pdf

当時の創刊特別定価は190円だそうで、このたびの特価100円はまあ4年ほど経ちどれほど内容に墨入れたかによるけど、ほぼ再版であるならまあそういう価格も妥当でいいかと、本日立ち寄った書店では棚に平積みというより山積みされておりました。テレビコマーシャルもしているらしくデアゴスティニのホームページには改訂版の目次ほか詳細が載っております、興味ある方はどうぞ。

http://deagostini.jp/rm2/

内容についてですが、わざわざ読みたいというほどのものではないですかね、「イエス・キリストに子どもは存在したのか」というミステリー、マグダラのマリアがキリストと出来てたとかは「最後の誘惑」か、ウィリアム・デフォーは実はわたしの好きな俳優で「ストリート・オブ・ファイヤー」は、彼とエイミー・マディガンの映画といっても過言ではないし、実をいうとスコセッシなんかの映画よりウォルター・ヒルの映画みているわたしのほうがとても楽しい。でもこの特集みたいなのって「最後の誘惑」みたいにどこぞから抗議はこないのかしら?赤報隊関連で毎年恒例なのか、朝日新聞で言論へのテロ関連特集しておりましたが、それと同じようなキリスト教原理主義者もいることだし。
第2号の謎は「聖徳太子は実在したのか」というあれですが、もうこの件に関してわたしは「日出処の天子」が史実と信じており蝦夷もきっとああいう優柔不断で憎めないコンテンポラリな優男だったろうなと思うくらいで(蝦夷は入鹿が大化の改新で殺されちゃったのを知り自殺しちゃうわけで)、まあそのへん事実的にはどうでもいいですし、580円出して購入するほどのものでもなさそう。今回も創刊号マニアで終わりそうです。

パートワーク分冊百科)創刊号マニア、前回は《こちら》にあります