早川書房の新刊案内 2012 3
文庫新訳でル・カレの「ティンカー、テイラー。ソルジャー、スパイ」だそうですがあれれ、村上博基訳って、昔とおんなじじゃないの?あぁいやいや菊池光だと、いまAmazonで確認する。「寒い国から…」は宇野利康だってさ、そっか村上博基がビブリオとして統一しようかっていうのかあれいやいや、ナイロビの蜂もミッション・ソングも加賀山卓朗訳だしな、まあでもなんとなくわかります。「ミッション・ソング」とか読みやすいんだよね、あれって訳者が“超訳”とかしているわけじゃないんでしょ、ル・カレ自身が変わったんだよね、そのへんちょっと村上博基のルサンチマンじゃなきゃいいんだけど。
あと、山田正紀「ファイナル・オペラ」か、えとあのわたし「ミステリ・オペラ」をいまひとつ感動できなくて、でもそれの続編じゃないのかな、どちらにしても今月購入はしませんでした。