中公文庫 10年11月刊 堂場瞬一 長き雨のの烙印

長き雨の烙印 (中公文庫)

長き雨の烙印 (中公文庫)

今年7月に汐灘サーガ第2弾「断絶」を購入してから、昨年買った「長き雨の…」を読み終えた。購入してすぐ最初の48ページ(0〜3)まで読んだが、とても萎えてしまいそれっきりにしていたのに、勘違いして第2弾を買っちゃったわけだが、でもって、まだ第2弾「断絶」も読んでません。
推理小説ではないが、ネタばれは慎んだ方がいいのか。いや、そんなのどうでもいいのか。ああ、とはいえ幾度か梗概を記そうとしてバカバカしくて放り出す程度の駄作なんです。たぶん「断絶」もつまらない出来でしょう、きっと。クライムノベルの何かを著者は間違えたままで長編連作をはじめたらしい。どうして皆は「マルティン・ベッグ」を踏襲できないんだろうか。