発見!角川文庫 2010.04

伊藤計劃とか池上永一とかうーん悩ましいが、まあその悩みのすえに柏木達彦シリーズ購入、やだね、いつまでたっても哲学コンプレックスだ。「文庫のソムリエ」で寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」だ。新しい聖書は出現しないのだろうか。元気満々のころの糸井重里なら書けたかもしれないし、長編脱稿後の村上春樹に書いてほしかったという気味もあるけれど。ただしジュンク堂角石美香さん、一緒に選ぶのが「ぼくんち」だし、ソリチュードをわかっているのかしら。

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