文藝春秋の新刊 2003・6 「たまご立て」 ©:大高郁子

2005年1月のリーフレットでも、エッグスタンド紹介しましたね。あちら、絵がもうカリカチュアめいていたような印象。もちろん、この月のエッグスタンドが写実だなんていってませんよ、ああこの空虚な玉子の不自然な不在の美しさ。
どうなんでしょうね、背景色を全面塗り終えてから玉子の楕円を書き加えるのか、元の画材の白がそのまま鶏卵となるのか。
スタンドに入ったゆで卵は、充分美味そうなんだけどなあ。