ハーレクイン 世界の軍艦コレクション 創刊号特別価格 990円
公式ホームページは以下に。こちらもテレビ広告うってます。
http://www.gunkan-collection.jp/
表紙の写真はいいですねえ。雑誌本文表紙、1ページ(カラーだ)も同じ写真を使用しておりキャンプションは「呉で艤装の最終段階を迎える大和。大和の火力はほかのあらゆる戦艦を凌駕した」となっている。甲板上に掘立小屋みたいなのが見えブリキの屋根が錆びているみたいなところがいいなあ。46サンチ砲の一門だけが仰角っていうのもちょっと見滑稽なんだが、なんかナバロンの要塞みたいな怖さ不気味さを強く感じるね。副砲(15、5サンチ)が機関砲に見えちゃう迫力の一葉です。艦橋の測距儀が傾いているさまや高角砲門の曲線などよく出ているすてきな資料だ。
こちらのMOOKもカリグラフィー同様で最終的なラインアップが記されてはおらず、その点は少し残念。
“第一次世界大戦と第二次世界大戦を中心に活躍した軍艦を網羅した大百科です…”というモットーで選ばれるということで、50とか100とか絞ったおおまかな冊数が版元で出ているとは思うのだが、載せてもらえず残念。次号から第5号までは日本海軍が続く。
- 第2号 赤城
- 第3号 長門
- 第4号 武蔵
- 第5号 金剛
創刊号には模型が並んで写るページがあってそちらには三笠・伊勢・霧島・榛名・加賀が並んでいる。次ページではそのほかにビスマルク・エンタープライズ・翔鶴・陸奥・アドミラル-グラーフ-シュペー・鳥海の名が並ぶ。聯合艦隊をメインに独米の艦艇が揃うのだろう。まあわたしの小さな希望としては松型というか、戦時量産型驅逐艦の模型をひとつ。米海軍の護衛空母からも一艘ほしいか。またマイナーに奔るつまらぬ自画像みたいだけどさ。