4月の新刊 光文社文庫

裏面はテレビドラマ化作品・作者の紹介─三毛猫ホームズ、Wの悲劇、ストロベリーナイトの各文庫紹介。先日非常に苦々しく読んだ「四分間では短すぎる」の有栖川有栖の文庫新刊あり、そういえばわたしは有栖川有栖の作品をあまり読んでいないんだった、推理評論とかレビューとか紀行文とかそういうジャンルで楽しんでいる人なので、作品のレベルについて云々するほどのことではなかった。
あと今月の新刊、鮎川哲也のアンソロジー「灰色の動機 ベストミステリー短編集」に目をひかれたけれどまああれだ、ここらあたりは老人になって入院入所したあとでの楽しみにするか…と凄い動機で見逃す。購入したのは田中芳樹アルスラーン戦記 1 王都炎上」。まだ未読、実は「銀河英雄伝説」も読んだことないし田中直樹まったく知らないオヤジの石丸でしたので、このたびの復刊(というかカッパブックスの文庫化)を契機にようやく未知の作家に対することができる。創元SF文庫で「銀河英雄伝説」も復刊というか再文庫化されたのだけれど、何というか他に読みたい新刊があったりでね。

光文社文庫新刊案内3月は《こちら》にあります