早川書房の新刊案内 2011 11


表紙はサンデル教授文庫化ほか

購入したのは「琥珀の目の兎」という、愛玩品をヒントに一族の隆盛と没落を描いたノンフィクションだそうですが、序章でどうも自分向けかどうか悩んだまま読書が先に進まぬ。ゲイだった著者の伯父が住む東京のマンション。そこに出入りする書生なんてまあ怪しいが、怪しくはないんだろうね、何かの機会に一気読みできればいいんだが著者(陶芸家だそうです)の筆力か、翻訳者(佐々田雅子)が悪いのか、ややこなれが悪く入り込み難いまま。

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