文藝春秋の新刊 2000・6 「豆飯」 ©大高郁子

おいしそうなグリンピースご飯であります。和の配色がきわめてゆかい。テーブルの麦こがし色、背景の鶯餅色、しっとり落ち着いてまぜご飯の鮮やかさをことほいでます。ちょっと着色されて見えるご飯がまたおいしそう─って、ずっとうっとりしているわたしはわりとまぜご飯が好きな人です。
─とはいえ、木椀でご飯いただくっていう慣習、わたしにはないので(店屋物のお重とかしか知らない)そこだけが残念。お茶碗のほうが断然おいしいよね。
この月、文藝春秋から森まゆみ著「大正美人伝 林きむ子の生涯」だそうです。どんな美人だったんでしょうか。未読ですがちょっと興味が。