週刊朝日百科 改訂版 仏教を歩く 01 創刊号サービス定価390円
http://publications.asahi.com/bukkyo/
改訂版だそうです。初版MOOKは2003年刊行だそうで表紙もおんなじようだ。全30巻ということで10年を経たうえで体裁は踏襲ということだろう。
http://publications.asahi.com/ecs/backnumber/59.shtml?PHPSESSID=9m63i05ilia5g63ktfs2bj8gt3
真言密教の教義もきちんと説明されてはいて、まあ理解可能かは何ともいえず10年を経てもすこし進歩しなかったのかという疑問もある。現存最古の彩色「胎蔵界曼荼羅」が1ページ紹介されていて、まあやっぱり圧倒される。曼荼羅に関するノウハウなどWEBで見つけたのでそちらがためになるか。
http://bell.jp/pancho/k_diary-5/mandara.htm
あやや、図解雑学「密教」からの転載だそうでわたしもナツメ社図解雑学シリーズのファンだったけど人文科学関連は購入したことなかったな。
MOOKという形式をうまく生かし聖俗ともにまとめきってるけれど、でも真言宗という括りはこの一冊だけなのか…「週刊お遍路さん」という連載があるのでそちらまで含めての真言宗か…あらちがうぞ覚鑁がいた第21号だ、根来衆も出てくるぞって、まあそうだよねこれだけの分冊百科作って宗教の堕落という事象をきちんと表さないわけにはいかないし。
お料理教室「典座さんの食べる仏教」はでもすてきな企画。黄檗宗の普茶料理とか永平寺のごま豆腐とかまあちょっと知識はないわけではないけれど、精進料理のレシピというだけで嬉しいね。あれ、でもちょっといけずな藤井宗哲ってひと、もう死んでるみたいでああそうか初版の監修で奥さまの藤井まりさんのお名前も入っているんでしょうね、なんだよ、全然金かけないで改訂版作ってるみたいだな。