発見!角川文庫 2012.05

毎月のハッケンくん表紙、とても素敵です。今度並べて画像を提示しますね。4月の文庫新刊、第1回城山三郎経済小説大賞受賞作、松村美香「利権聖域 ロロ・ジョングランの歌声」が発行されています。

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ダイヤモンド社が主催しているプライスのようですが、まあ聞いたことがなかったですし、受賞作家も知らなかった。いやまあ「小説家になっても道は険しい」みたいですね。購入したのは鮎川哲也賞受賞作家岸田るり子「出口のない部屋」、こちら受賞後もコンスタントに作品を発表していて、でもスマッシュヒットといえるほどのものもまだない、こちらも“道は険しい”ようです。
あと、単行本新刊紹介、鈴木光司エス」、どうなんでしょ「3D貞子」なんて誰が見たがるんだろうか。福田和也が同級生なのか鈴木光司に「売れるんだったらなんでもいいから丸いもので…」なんて書いていたっけ。実は鈴木光司のほうが息が長い人だったりしてね。