角川文庫 2011年4月刊 有川浩 図書館戦争

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)


Wikiでストーリや登場人物、あと物語の世界観についてもきちんと記してあります。

http://bit.ly/gvHsKr

こういう妄想、実は息するようにわたしも常に吐き出しております。だからそれを小説として提出するとなるとやっぱりもの凄く周囲を気にして、矛盾点などに気をつけできれば敵の視点を主みたいにすることで、自分の妄想を肯定的に批判できるよう整合させるだろうな、まあそういう下司な先輩としていわせていただくと、検閲機関(良化委員会)と図書館との全面戦争とが、もうこういう形で国家機関の全面戦争というのは妄想者としては、そうとう減点でしょう。たとえば日本国対某敵対国とか、政府対反政府(地下組織)みたいな構図でないと物語に深化が生じないと思う。恋愛譚はありとしても主人公がマッチョ女であったら恋仲をもう少し屈折あるキャラクターになると思う、妄想としても深化が不足で残念ながら「図書館シリーズ」今後読み進む気持ちにはなれなかった。あと妄想者の視点からすれば主人公はもっとストイックであるべきか。