週刊日本の世界遺産 創刊号

パートワーク創刊号マニアは今月も続きます。でもこちら朝日新聞出版のビジュアルシリーズは本来のMOOK形式でおまけなしで雑学蘊蓄カラー写真満載で王道いってます。

http://publications.asahi.com/isan/

第一号が小笠原っていうのは確実安打狙ったんだか意外と長打も狙えるマルチヒッターだったか、判断を躊躇する場面ではあるけれど、でもうちの母(81歳)も何だか興味ありそうに創刊号をみていたあたりから察すると、わりとすてきな鉱脈だったのかも。
冒頭の椎名誠エッセイは、あまりにすてきな巻頭言すぎそれ以降の雑誌全体を引っ張りすぎかとも思えたが、まあいいか。次ページのマップはすてきな出来栄えでした。最後のページに「旅のコンシェルジュ」のコーナーがあり客船やウミガメ料理の紹介などされているけれど、どうかなもう少し旅行ガイド的な部分があってもよかったかも。小笠原、知床、屋久島、白神など行きたくても行けない秘境なのだから、こういう企画なのだからコンプリートなガイドの部分があっても─姫路城とか日光とかの観光地なら裏技や地元の通が行く店案内とか─いいような気がした。

パートワーク分冊百科)創刊号マニア、次回は《こちら》
パートワーク分冊百科)創刊号マニア、前回は《こちら》