文藝春秋の新刊 2009・1 「五色反物」 ©大高郁子

googleですとかで「五色反物」のなんとかを検索できない、画像のひとつもない、フィルター除けた「百度」でも(もちろん)画像は出てきません。「五色反物」って何なのか疑問のまま。「赤べこ」みたいな張り子の置物にみえるのだけれど、でもホルスタインだしなあ、原子心母でもあるまいに。
ま、ともかく本年もチラシの表紙は大高郁子のイラストでゆくようでもちろんそれは嬉しい。お正月っぽい人工甘味料的なバックの色合いも刹那的に美しく嬉しい。
購入したのは小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」です。せつなく、いとおしい小説だそうですが長年の経験では「せつなくいとおしい」っていわれる文学は誉め言葉かどうか疑問な気がする。