文庫チラシコレクション 創元推理文庫 2007年7月チラシの紹介

東京創元社 2007・7 新刊案内

【創元クライムクラブ】荻原浩 サニーサイドエッグ
 創元推理文庫
笠井潔
天啓の宴

北川歩美
天使の歌声

樋口有介
夢の終りとそのつづき

ミネット・ウォルターズ 成川裕子=訳
病める狐

アン・クリーヴス 玉木亨=訳
大鴉の啼く冬

エイレン・ヴィエッツ 中村有希=訳
死体にもカバーを

キャロライン・ヘインズ 下山真紀=訳
ダリアハウスの陽気な幽霊

ロバート・E・ハワード 宇野利康 中村融=訳
新訂版コナン全集 4 黒河を越えて

マイケル・ムアコック 井辻朱美=訳
ブラス城年代記 3 タネローンを求めて 新版

創元ライブラリ
いしいひさいち 峯正澄=文
大問題’07

創元SF文庫
鏡明
不確定世界の探偵物語



海外MYSTERY通信
CWA最優秀長編賞受賞作が2作同時に登場。新女王ウォルターズの「病める狐」と最新の受賞作クリーヴスの「大鴉の啼く冬」、ともに傑作です。
軽妙な作品をお求めの方は、転職ヒロインが書店で奮闘するヴィエッツ「死体にもカバーを」、お嬢様と幽霊の凸凹探偵コンビが楽しい、ヘインズ「ダリアハウスの陽気な幽霊」を。
国内MYSTERY通信
著者初のシリーズ連作集となる「天使の歌声」は文庫オリジナル。人気の《柚木草平》シリーズ第2期の劈頭を飾るのは「夢の終りとそのつづき」大幅改稿・改題でお贈りする、35歳の柚木草平をお楽しみください。幻の新人賞受賞作「天啓の宴」をめぐる笠井潔入魂の実験的小説「天啓の宴」も読み応え充分です。
国内MYSTERY通信(単行本)
待望の刊行が目白押しの7月。少女2人の心の成長物語「朝顔はまだ咲かない」、「ハードボイルド・エッグ」の続編「サニーサイド・エッグ」、読書エッセイ「桜庭一樹読書日記」は、いずれもご好評をいただいたた連載の単行本化です。書き下ろしでは、著者が満を持して放つ傑作本格ミステリ「首鳴き鬼の島」をお届けします。
創元SFクラブ
SF評論の大御所・鏡明氏には際立った創作が多数ありファンも熱狂したものですが、完結した作品が少ないため“未完の帝王”との呼び名も高く…完結した作品では「不確定世界の探偵物語」が代表的傑作。時間SFの新機軸です。9月には堀晃氏の追跡調査員シリーズ全作をまとめた「遺跡の声」を刊行の予定。


単行本新刊案内

近刊案内

2007年6月の創元推理文庫チラシは《こちら》にあります

先月購入したのは鏡明「不確定世界の…」

読書の途中です。タイムマシンによる改変が続いている最中の世界という状況を思い描くのがどうにも一苦労で、読みはじめの違和感がけっこう生々しいですって、これ悪い意味ですが。
笠井潔「天啓の宴」を書店では7月中にさがせなかった。今月、同じ書店で平積みされていてなんだかそのへんに東京創元社の立ち位置がわかるね。笠井潔でメタミステリでなんて紹介されているんだ。若くもないわたしだし、現物を手にしたとしても購入したかは不明。「バイバイ・エンジェル」、ノックスやヴァン・ダインかぶれじゃないが、複数の犯人っていうだけで“なんか騙されちゃったな”って感じで、それ以降は一歩引いての作品鑑賞になるんだよね。

ようやく7月のチラシの紹介が終わった

遅れには夏バテもおおいに影響している。今日の新潟は雨、涼しくなってほしいものだ。8月は幻冬舎講談社もチラシを入れてる。何とか現実に遅れぬようこころがけよう。