「じゃがりこ ほんのり梅味」は奥行きのある味です

じゃがりこ

http://www.calbee.co.jp/newsrelease/071207.php

マイミクmilkさん推薦の逸品ですこれ。ジャスコのスナック菓子売り場で買い求めました。カルビーかっぱえびせん食べた時は、ちょっと味が強くて辟易したけど、こちらはとても上品だ。同じラインで作ってるんじゃないのね、スナック菓子の製造工程ってちっとも分からないけど、それなりに職人が活躍する場があるのでしょう。
ジャンクフード関連のブログエントリはとても多いことでしょ。参戦する気持ちはぜんぜんないが、楽しみとしてこういうのをアップしてゆくのはいいかもしれない。

 角川文庫 2008年2月チラシの紹介

愛の一冊フェア 発見。角川文庫 今月の新刊

何を読んでも、あなたが出てくる。

発見。角川文庫 最新刊 毎月25日の発売です。
島本理生
ナラタージュ

桜庭一樹
赤×ピンク

絲山秋子
スモールトーク

角田光代 島本理生 栗田有起
生田紗代 宮下奈都 井上荒野

コイノカオリ

平岩弓枝
密通

藤堂志津子
夫の息子

近藤史恵
桜姫

柳美里
雨と夢のあとに

喜多嶋隆
サイドシートに君がいた

銀色夏生
子どもとの暮らしと会話

北川悦吏子
恋に似た気分

中村うさぎ
愚者の道

山本文緒
そして私は一人になった

冲方丁
バイバイ、アース4(4はローマ数字) 今ここに在る者

西田征史 蓬莱竜太=原作
ガチ☆ボーイ

軍司ななえ
犬たちがくれた「ありがとう」 盲導犬ベルナの仲間たち

司馬遼太郎
豊臣家の人々 <新装版>


角川ソフィア文庫
角田泰隆
座禅ひとすじ 永平寺の礎をつくった禅僧たち


映画案内 ガチ☆ボーイ
愛の一冊フェア 好評既刊
『発見。ちょっくらぶ』のちょっくらポイントがいよいよスタート!


角川文庫チラシ08年3月はこちらにあります

 中公文庫 2008年2月チラシの紹介


中公文庫 新刊案内 2008 2

告白 町田康 第41回谷崎潤一郎賞受賞作

今月の新刊
戸梶圭太
宇宙で一番優しい惑星

神坂次郎
奇妙(けったい)な侍たち

粕谷知世
ひなのころ

平山郁夫
絵と心

花森安治
暮しの眼鏡

森田たま
もめん随筆

吉行淳之介 訳
好色一代男

海野弘
東京風景史の人々

後藤仁敏
唯臓論

チェ・ゲバラ 平岡緑=訳
革命戦争回顧録 生誕80年 文庫訳し下ろし


世界の歴史 20 文庫版刊行中
山内昌之
近代イスラームの挑戦


コミック文庫
水木しげる著 呉智英
水木しげる妖怪傑作選 4 コケカキイキk


新刊書き下ろし 堂場瞬一 疑装
3月の新刊
新刊 森博嗣の道具箱
NHK木曜時代劇 鞍馬天狗
文庫版世界の歴史


中公文庫チラシ08年3月はこちらにあります

 角川文庫07年6月刊 綾辻行人 最後の記憶 ネタバレあり

最後の記憶

最後の記憶

ネタバレと記してみたが、まあこれって本格推理じゃないわけで、カバー裏の梗概では“切なく幻想的な物語の迷宮”と記してあって、なんのことやら。解説(千野帽子)にその辺は詳しい。

…その結果本書は、ホラーの要素、謎解きミステリの構造、ファンタジー的な世界観、クライヴ・パーカー流のグロテスクな場面を持ちながら、どのジャンルにも収まらず、既存のジャンルや型からするりと身をかわす小説となりました。─後略

情けないほど過激で的外れに思える“読者の品格”的な物言いから“読み方・驚き方指南”を開陳し始める解説後半については、評者の芸術に向き合う姿の、あまりの了見の狭さに呆れて横においておくしかないのだけれど、小説の評価は評者がいうところの“するりと身をかわす”部分での快不快を個別に吟味すべきでしょう。
早期痴呆となった主人公の母に残る“最後の記憶”がショウリョウバッタの飛ぶ音とともにあるという恐怖の謎が、第1の主題。痴呆の遺伝への疑念と自身が小児殺しの犯人ではという怖れにおののく主人公が、異性の旧友と懐かしの地を訪ねるという第2の主題。そのふたつで充分普通の小説になるはずなのに、それをこんなふうに“囚われた母を息子が救う”なんてマンガみたいな冒険ロマンにする了見が、どうにも分からない。
ワハハ、ネタバレ。ショウリョウバッタの羽音の恐怖って、オルファのカッターナイフをカチカチ伸ばす音だそうです。