文藝春秋の新刊 2022 1「寅の年」 by大高郁子

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武上四郎に似てないか

残念、2021年リーフレット通年での紹介は年明けのできるだけ早くに行います。お正月で今年の干支の張り子の虎が画材です。タイトルが不親切で、どこぞの郷土玩具であるとかの情報は得られず。虎の顔はどこぞの野球選手(阪神ではなさそう)みたいでネコ科生物っぽくは全然ない。ネコを描く名人である大高先生なのでリアルな虎の絵も見たかった。

以前にも年初めの1葉に干支を幾つかモデルにしている大高先生、並べて紹介はしません、12葉揃ったら並べよう。1997年から続き干支を二回りしている、今年7月で25周年だ、四半世紀というめでたい単語でお祝いしたいものです。

購入したのは、吉田修一「ミス・サンシャイン」。わたしは吉田修一のよき読者ではない。新聞小説読了したとか、ああこちらも文藝春秋連載だったね。読みやすいワクワク読んだねと幾度も感じたが、グサリと突き刺さらず肩が重くならず腰が抜けることもなくだった。とはいえ期待はある、「僕が恋したのは美しい80代の女性でした」と腰巻で驚かされ、吉永小百合が一言寄せていて、さあ期待値は上がるね。