文藝春秋の新刊 2016・4 「CLOVER」 ©大高郁子

購入したのは「イナカ川柳」という駄本でした。30分で脱力のまま読了して、このままではあまりに悔しく悲しい読書体験だと意を決し、職場の知人に騙して差し上げました。ああ、それをいうなら油揚げのレシピ本、高橋良枝著「愛しの油揚げ おかずにつまみに簡単レシピ80」も“思っていたのと違う!”感が強く処分しちゃった。閾値が低下しているのは年寄りになったせいだと思う。
クローバーは力強くニョキニョキ伸びて、でも空の色とか群生のさまに不安なのか少しの不穏を感じさす。もちろんそれも作者の力量のうち。