新潮文庫の100冊Yonda?ブックカバーです

クロネコメール便で本日到着いたしました。どうもありがとう、こうなると昨年のリサ・ラーソンキーホルダーもゲットしておけばよかったと後悔先に立たずですか。中学生諸君とか読書感想文どうなってますかね、足跡などみてみると“×××読書感想文”での検索があったりして、そうかわたしの“カテゴリ”にはもろ“読書感想文”となっていて、やっぱりさ“レビュー”なんて恥ずかしくて、衒いではないが〜感想文なんて逃げてたのが逆に中学生諸君にみられちまうとかみっともないことになったりで、いろいろ問題ですね…って、一見すればわたしの駄文写す少年少女はいないだろうから、心配ご無用か。
新潮文庫の100冊」関連でなんだか不思議なのは神永学という著者のシリーズが3年連続で100冊に新刊としてエントリで、そのうえ今年は3冊とも100冊に選ばれて…なんだかな、3年前にソフビ人形欲しさに「タイム・ラッシュ」を購入したんだが、不良上がりの若き探偵がそうとう類型的だったし、殺人犯が夢に出てくるという依頼主とかホラーとしか思えず、まあきちんと収斂できるかと思う間もなく、あまりに紋切り型な文章や会話に呆れて壁に投げつけた。
古典ばかりがいい読書ではないし「十五少年漂流記」や「坊っちゃん」の平成版を模索する書肆の態度もよしとはするが、三年連続となるとごり押しっぽくもみえてくるんだよなあ。売れ線の著者なんだからセールス的にはヒット作のなさそうな月に出すのがよろしいかとも思うが、どうでもいいか。