文藝春秋7月刊 筒井康隆 現代語裏辞典

現代語裏辞典

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残念だな、思ったものとは全然違った。乱調辞典とか30年以上昔の作品なわけだが当時としては結構毒も効いていた。まあ、ビアスしか知らなかったわたしだったが、それとは違いメディアを笑う姿勢があの時代には怖いくらいで素敵だった。逆にいうなら、あちらを底本にして改訂版のような体裁のほうがよかったのではないか。単純に面白くなかった。