文藝春秋6月刊 細野真宏 最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!

最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!

最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!

毎度のことで書店探究で躓く。高橋郁代「ル・ベスベ花物語」を発見できず。ジュンク堂の検索機の使い勝手もよく分からず挫折してしまう。ま、いいけど。
でもって購入したのは「細野真宏の最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!」びっくりマークもタイトルだ。大層チープな造作の本でカバーイラスト鈴木英人の描くコンパチブルカーは、いったい何の比喩なのでしょう。
「金融・経済教育が出来ていない」日本の現状なので、大手新聞の社説や現政権の皆さんもとんちんかんな議論や実践をしていると著者は嘆いているようで、でもそういう知識が全くないわたしも事実だし、ちょっとどうにもならんなあという諦念が一般庶民の本心ですね。
まあ、つまりそういった根本の知識を得て、現状をわかったところで何かできるかと…ああいや、もちろん選挙の政党マニュフェストをきちんと読む目ができるわけだが、さていまさらあと3年は確実に続く民主党内閣にたいして何をどうしてほしいのかを期待すべきか、そこのところが明確に見えてこないぞ。
現内閣にたいして、何らかの提言を示してほしかったです。