宿命反転都市

kotiqsai2010-05-23

アーティスト荒川修作が死去した。朝日の訃報記事は以下に。

http://www.asahi.com/obituaries/update/0520/TKY201005190478.html

初台の新国立劇場に隣接したNTTの美術館で荒川/ギンズの超どでかい縮尺模型をあきれてみたのは前世紀98年。一日24時間を表わす形で明るさが変わる室内でいやあボケーッと佇んじゃいましたね。それ以前に養老宿命反転地について書かれた矢作俊彦のルポでいろんな意味でワクワクし、その名を知りました。残念ながら養老町にも三鷹にできたアパートにも行ったことはないが、でも東京湾岸の埋立地があんな風に歪み弛み凹んだり窪んだり笑ったり呆れたり茫然としたり、その他情感に裏打ちされる都市計画で遂行されたならどんなに楽しかったろうと思いますね。
どこかの記事で自分の出身小学校を勘違いして、他の学校でTV授業みたいなのをしちゃったというのをみたな。ま、そういうの気にしない人だったのだろうが。