10月の新刊 光文社文庫

先月10日前後に書店店頭で新刊見たのだけれど「これ、どうしようもないぜ」というようなラインアップ。開高健ねえ、もう忘れたしねえ…とかは思ったけれど、いまいち食指が動かずそのまま忘れていたという次第。
11月になってから困り果ててフェアにあわせて佐伯泰英。「狩り」シリーズ最新刊書き下ろし「奨金狩り 夏目影二郎始末旅14」を購入。最初の数十ページ読んだ限りで「やっぱ失敗かな」。
最初のアクションシーン、渡し舟あたりでの女衒と農夫の争いが視覚として失敗。黒沢とか深作とか映像をバカにしているのか勉強する気がないのか、サービス精神ないなあ。TVドラマ程度のアクションが公理として認められてしまったのかな、NHK大河もリアル感ゼロだし。
今後を読み進めたいという気力はほとんどないんですがどうしましょうか。